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「自分の山」

昭和38年 はじめての剣山(1955)登山。以来 永く 山歩きを 登り続けているなかで それまで使っていた銀塩フィルムカメラ と並行して 平成12年(西暦2000年)頃から デジタルカメラを使い始めました。初期のデジカメは 電池が重く図体の大きなものでしたが、それでも 一旦 使い出すと パソコンと連動して GPSやデジカメデータで 色々 面白いことができそうだということがわかってきました。

いまでも基本の基本は紙ベースの山日記ですが、その当時 紙と 並行して パソコン上でカシミールなど使ってGPSやデジカメのデジタル記録を 連動させ、デジタル化された山行記録として 徐々に データを整理していきました。そのうちに 貯まった記録をもとにして、パソコン通の諸先輩に ご指導を頂きながら 試行錯誤の末、それらを 拙作ホームページとして WEB上にサイトを開設し、試験公開したのが2002年10月で、2003年12月からはサイトの本格運用となりました。

以来 6年間が経過し、この間 大きく変わったのが 2005年10月のブログ開設。それ以降 ブログの利点を生かした ウェブサイト運用となりました。時系列記事となるブログのよい所もありますが、制約が多いという 弱点もあり、やはり ホームページの自由度の優位性は断然あります。今後も こうした 両者 のいい点を使い分けて いきたいと思いますが、この先 まだまだ パソコンのハードもソフトも ともに大きく変化するでしょう。

振り返れば 10年一昔といわれる世間一般に比べ、2-3年が一昔になる急激な変化のあるパソコンの世界。 

実際 サイト運用開始から 6年の間 パソコンのハードもソフトも 大きく変化してきましたが、かならずしも 新しい機器や バージョンアップで よくなったかというと、案外そうでもなく バグやソフトの相性の問題で パソコンの不調に悩まされたりで、これらは 結構 メーカーの戦略に 踊らされた面もあったのではないかと想像します。

もともと 何年やっても いまだパソコン初心者域を脱しない私などには、急速に進歩している 機器やソフトなどは 高規格 多機能すぎて とても使いこなせません。恥ずかしながら 新しい ハイスペックのものより 機器が古くて ロースペックでも シンプルかつ 無難に 安定して 使えるハードやソフトが パソコン素人の私には 一番 合っているのです。

実は はっきりいって 私の場合は 拙作ホームページ運用より まず山歩きが原点です。主客逆転して ホームページや ブログのための 山歩きなど もとより全く興味がありませんし、そんな山行など 絶対に したくは ありません。

まず 自分の 山歩きがあります。
自分のペースで 自分の納得できる 山歩きをすることが 基本の第一です。

その山歩きの素晴らしさに また出会いたいため 次の山行へ繋げていくための ひとつの手立てとして 拙作ウェブサイトが役に立てば 幸いと思っています。

振り返れば 山歩きの素晴らしさを 追い求めて 歩いた ながい道程。
といっても ささやかな 自分の山岳遍歴を顧みれば、確かに ガイドブックや 山岳雑誌の記録 紹介記事のとおり辿った時期も、また 著名山ブームの流れに 巻き込まれたりした時期も確かにありました。

それが やがて徐々に 自分の山を 追い求める様になってきましたが、所詮 何を言っても 山は趣味の世界。

人それぞれの登りかた 山への接し方があって当然であって、社会的良識や 公序良俗に反しない限り それについて あれこれコメントしたり 干渉することは適当ではありません。

そんな人それぞれの 山への接し方であっても 自然の奥深さ 素晴らしさを 人それぞれに それなりに きっと感じることができるでしょう。

私の山歩きは 今後も「自分の山」を 歩き続けて生きたいと思っています。

あせらず あわてず あなどらず。


「自分の山」

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