週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

いろんな人の思い

2011-10-31 01:02:03 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
今週の本紙をお手にとっていただきました皆様、
ありがとうございます。

今週の週刊碁、「なんか変わったね」とおっしゃる
読者の方はするどいです。私は作っているイチ成員なので
当たり前ですが、やはり少し感じます。

事情については、一部の講座でチラ見(?)程度で
お話しておりますので、そちらで感じ取ってみてください。
(ナンノコッチャですいません)

その一端が垣間見られるのが矢代久美子五段の地中海
クルーズの記事です。紹介しきれなかった写真がこれ。
どこだかわかりますか? これ、船の中なんです。
(えーーーと叫んでくださいね(^^



どれとは申しませんが、私の〝立ち位置〟からすると
「変わったなあ」と思います。この記事の中のどれかがそれです。
(またもナンノコッチャ^^ もう一回ごめんなさい)



さて、決まってしまいました。名人戦と女流本因坊戦です。
どちらもデッカク扱わないといけない内容になりました。
〝両方〟ということでまあ、なんとも大変な週でした。

その名人戦。金曜対局でした。七番勝負は1、2、3面で
お届けするのを基本にしているのですが、こればっかりは
仕方がありません。1、2面でお伝えすることになります。
組みも時間ぎりぎり、書くのも時間ぎりぎりです。

で、どっちに転んでも、ということで紙面の用意をして
おります。紙面に反映しない1面の労をどう考えるか、ですが
決まるのが当然遅い時間になるので、そのタイミングから
組みをゼロからヨーイドンするのは……気が進みません。

これがその借り組みです。



井山裕太先生のファンの方の声についてはツイッターで
多く聞いております。ワタクシから先生にお話しすることは
ありませんが、山下ガンバレ、井山ガンバレ、その声は
伝わっていると信じています。

それに、プロ棋士がどれだけファンの皆様を大事に考えて
いるのかは、近くにいさせてもらって、よーく感じています。



さて、もうちょっと本紙の仕掛けをご紹介。

この2枚、実際紙面に使ったものです(17面)。





普段、手合で使う市ヶ谷・日本棋院の和室です。襖を取り、
広く使ったのですが、ちょっと技を使ってみました。
ようするにパノラマに見えるようにというだけの話ですが。
(昔、同じことやったことがあります。その時は3枚の
合わせ技でした)

普通の写真を紙面に使うにはちょいとワサビやスパイスが欲しく
なるのが整理という職業の治らない病気ですね。
(写真のお子さんたちの親御さんにはとても大切な写真ですよね。(^^
さらに、この中からプロが、大棋士が生まれれば大変な写真になります)

今週も一週間(実動5日)で作った本紙、思いの詰まった
本紙、ぜひぜひお求めくださいませませ。

10月31日(月)発売分(11月7日号)

1、2面 名人戦七番勝負第6局

3、4面 棋戦ワイド

5面 碁界ネットワーク・碁の句春夏秋冬・竜星戦

7面 実況!市ヶ谷囲碁学校

8、9面 これぞプロ!・棋士の本棚(大橋拓文五段)・矢代五段の地中海クルーズ

10、11面 天元戦五番勝負第1局・なんでもコーナー

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・さわやか手筋

17面 アマ

18面 アマの碁いちばん

20、19面 女流本因坊戦五番勝負第4局

これぞプロ! 選評・小松英樹九段

1譜
橋本雄二郎九段(石川県)―大橋拓文五段(東京都)

2譜
河野光樹八段(宮崎県)―光永淳造六段(岡山県)

3譜
鈴木歩六段(東京都)―沼舘沙輝哉初段(神奈川県)

4譜
金川正明七段(神奈川県)―堀本満成二段
コメント (4)
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