蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

しかし、よく作るよね

2006-12-29 01:05:53 | 杭州・杭州周辺
ちょっと前のお話。

相方を含め、3人の日本人が来杭。
彼ら、お仕事は1日のみ。
なので、空いた日は当然観光へ。
ボクもいっしょに観光へ。

目的地は杭州から車で約2時間半の建徳蘭渓
建徳には江南第一の懸空寺(崖とかそんなところとかにある寺)と称される大慈岩寺がある。
写真がそれ。
遠くてよく見えないかも知れないけど、奥の崖のところに清音閣という建物がある。

まずはそこまでロープウェイで移動。
でもこのロープウェイ、我々が行くまで停止していた。
慌てて動かし始めたし。
しかも乗るところと降りるところで速度は変わらず。
普通はゆっくりになるでしょ。
でも、変わらず。
ちょっとばかしスリリング。

ロープウェイを降りると清音閣までの石段が続く。
これがちょっと怖い。
だって、下見えるんだもん。
晴れててよかった。
風が無くてよかった。
ちなみに清音閣には仏様・老子様・孔子様が鎮座。
3教仲良く同居中。

その後、バウバウ松村邦洋そっくりの金ぴか「双面仏」や、
崖が遠くから見ると仏様の横顔に見えるという「中華第一天然仏」などを見学。
「双面仏」はなんか横っちょに入り口がついていました。
誰か住んでるの?
ちょっとしたパオ
「中華第一天然仏」は何だか眠たげ。
今度写真アップしますね。

まあ、行きはロープウェイなんだけど、帰りは徒歩。
なもんで、結局2時間くらい歩いて下山。
途中、「ひ~」っていうような空中廊下を歩いたりもしたし。

続いて、目指すは諸葛八卦村
日本では有名な諸葛孔明諸葛亮)さんの子孫の村。
とはいっても、諸葛亮が住んでいたわけではなく子孫が移り住んで出来た村。
もちろん、諸葛亮は祀られていますよ。

パンフによると、五代唐時代に14世孫がここの役人になり、
27世孫のとき、ここの村を八卦の形に作ったところからこの名があるらしい。
実際に真ん中に池をつくり、そこから放射状に道があり、建物が配置されている。
ちょっと前のブログの写真を参照してみて。
あの八卦の形に村が作られているから。

現在もその子孫が住んでいてなんかのどかな村。
だってさ、真ん中の池では野菜洗ってたもん。

この村はなんかちょっとした丘に囲まれた感じで、
外から見ると村があることに気がつかない作り。
そのため、日本軍に見つからずにすんだらしい。
よかったねえ。

にしても、どっちもよく作るよな、中国人ってば。

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