蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

今回は意外と少ないぞぉ

2009-01-27 00:18:41 | 読書・書籍購入
書籍購入の勢いも当初よりは衰えてきたかも。
とはいえ、それでも買っていたりするんだが。
今回は複数本や大型本などが多いかな。
以下に整理。

【史料編】
1.陳宏天・高秀芳点校『蘇轍集』全4冊(中華書局、1990年)
2.王同策・管成学・顔中其等点校『蘇魏公文集 附魏公譚訓』上下(中華書局、1988年)
3.孔凡礼撰『蘇軾年譜』全3冊(中華書局、1998年)
 全て北宋の文人関連。これらは全て必要に駆られて購入。本当は蘇軾文集も購入しようと思ったんだけど、冊数が多く一時断念中。しかし、一体自分の専門が何なのか、自分でも判らなくなってきました・・・・・。

4.『北夢瑣言』(中華書局、2002年)
5.『南部新書』(中華書局、2002年)
6.『東坡志林』(中華書局、1981年)
 これらは「歴代史料筆記叢刊」の「唐宋史料筆記」シリーズの本たちなのだが、すでに唐代は購入済みなので、ついに宋代にも触手を伸ばしてみた。(しかも、これも必要に駆られてだったりするのであった・・・・)。
 ところで、このシリーズに『開元天宝遺事・安禄山事迹』があるのだが、買ったと思ったのに見つからないから、改めて買ったら、何と買ってきたその日に、本棚の奥の方から見つけてしまった。。。なので、今うちに2冊あります。

7.余嘉錫『四庫提要弁證』上下(雲南人民出版社、2004年)
 あると便利そうなので。特価書店で購入。

【図録編】
8.湖北省博物館編『湖北省博物館蔵 日本巻子本経籍文書』(上海辞書出版社、2006年)
 湖北省出身の楊守敬が日本に渡った時に集めたものが中心。日本中世のものが多いけど、中には8世紀写本「唐内典録残簡」などもあったりする。ただ、残念なのは裏文書があるのはわかるのだが、そこまでは写真ではわからないし、解説にも一言も触れていないことかな。

9.杜正賢主編『杭州孔廟』(西冷印社出版社、2008年)
10.杜正賢主編『杭州孔廟彩画』(浙江人民出版社、2008年)
 共に、杭州の孔子廟(杭州碑林)改築オープンに合わせて作成された図録。前者は杭州碑林の図録で、収蔵碑のほぼ全てを網羅していると思われる。後者では孔子廟内の天井などに施された彩色画を、これまたほぼ全てを網羅していると思われる。もちろん、後者はカラーであり、復元作業の解説も付されている。


*写真は上海図書館の中。

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