蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

こどもの思想

2011-01-26 23:59:42 | 日本・東京
先日、ちびりんこを連れて妹の家に遊びに行ったときのこと。

妹には子供が3人いて、そのうちの上の子と相方の会話。
なお、相方は中国出身の女性。

姪「Aちゃん(相方)は中国語できるの?」
相方「できるよ(笑)」
姪「そっか、Aちゃんは中国に住んでいたもんね」

たった、これだけの会話。
だけど、感心してしまった。
これが、こどもの感性なのかと。

ただ単に中国というのが、
ぼんやりとしかわかっていないだけかもしれない。
国とか国境とか人種とか民族とか、
そんなことがわかっていないだけかもしれない。

だけど、
いやだからこそなんだと思う。

こどもの感性は、
国境なんて簡単に飛び越えて、
民族や人種なんてものを無効にしてしまう。

こんな「こどもの思想」こそが大事なのかも。

*写真は杭州のイスラム寺院鳳凰寺。