蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

もはや妖怪状態

2009-09-12 11:33:48 | 杭州・杭州周辺
もしかしたら気になっている人もいるかもしれない。
あの、我が家の水漏れの行方を。

中原へ旅立つ前に、壁に線を引いた。
この線より出ていなければ、オッケー。
出ていれば、まだ修理し切れていない。

杭州へ戻るのはドキドキだった。
願わくば、線を越えていませんように。
きちんと修理されていますように。

部屋に入った。
願いは虚しかった。
シミは線を遙かに超え、
壁一面に広がっていた。
なにかの妖怪みたいになっていた。

ボクはうんざりしながら電話を取った。
相手はもちろん、上の階の大家。
「やっぱりだめだよ。
壁一面にひろがっちまっているよ。」

大家は大変恐縮していた。
謝らない中国人ですらペコペコだ。
それぐらいの破壊力がある。

それどころか、下の階にも達していた。
突然、ドアが叩かれ、
「水漏れしているぞ!」と下の階の住人に言われた。

翌日の朝、早速2度目の修理が行われた。
今度は「ドンドンドンドン」と大きな音が聞こえてきた。
朝っぱらから大音量で工事がはじまっていた。

「2・3日様子を見て下さい」
そう、大家は言った。

2・3日様子を見た。
シミは広がっていない。
どうやらようやく水漏れが止まったようだ。

あとは乾くのを待ち、
再び連絡をして、
壁を塗り直してもらうだけだ。

それにしても、時間がかかりすぎだよ~。