蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

慣れないなあ、なかなか

2007-12-21 02:17:33 | 杭州・杭州周辺
久しぶりに髪を切りに行った。
これだけはどうも慣れない。

そもそも、日本でだって要求を告げるのは難しい。
ましてや、中途半端な中国語。
複雑な要求が伝わるわけがない。
といっても、そんな要求自体がそもそもないのだが。

まあ、とにかく、
髪を切りに行くのはちょっと勇気がいる。

ボクが最近行っているのは、
社区(住んでいる地域ね)内にある理髪店。
まあ、なんともシンプルな理髪店。
いつも店の前のちょっとした広場では、
朝っぱらから暇な老人たちが毎日毎日カードゲームに興じている。
そんな中国日常風景ど真ん中な場所にある理髪店。

店員は2人(だと思う)。
今日のボクの担当は女性店員。
ただ単に手が空いていただけだけど。

店内は暖房器具もなく、吐く息が白い。
おねえちゃんもロングのダウン着用。

そんな環境の中、まず、一応洗髪。
服濡れるんじゃないかっていう感じの洗髪。
そのタオル大丈夫かっていう感じの乾燥。

それから、いよいよ髪を切る。
なんと、道具はカミソリ。
はさみじゃないよ、カミソリ。
結構ざっくり切っていく。
「短くしすぎるな」とだけ言っておいたが、ちょいと不安。

途中、他の店員とおしゃべりしたり、
携帯電話に出たりと、自由奔放に行動しながら、髪を切る。

そんなこんなでようやく完成。
その間、約20分。
「短すぎ」はしなかったので、ひとまず安心。
料金は10元(160円くらい)。

にしても、やっぱりなんとなく居心地よくないんだよね。
なんでだろうなあ。


*写真は杭州にある「八卦田」。