蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

杭州旅行案内、不思議発見!!

2006-03-01 23:28:55 | 杭州・杭州周辺
杭州は観光都市。
産業が発展し、多くの日本企業も参入しているけど、
やっぱり観光都市。
日本でも女子十二楽坊を使ってCMもやっていたし。

街もやっぱり観光に力を入れている。
そこそこのホテルには無料で手に入る小冊子の旅行案内がある。
中国語だけじゃなく、英語・日本語・韓国語が揃う。
内容も『地球の歩き方』より数段詳しい。
日本語の水準も高く、けっこうわかりやすい。

でも、外国で見る日本語の常。
ちょっとおかしな表現が。

まず表紙には、
 「一冊を手に入れば杭州の至る所を遊べます」

なんか、惜しい。

そして気になるのが宋城。
説明を読むと、どうやら日光江戸村みたいなイメージがわく。
説明はこう。
 「中国でも有名な、宋文化テーマパークで、敷地面積は300ムーである。場内では、たくさんの民俗活動と演出がある。音楽舞踊史詩『宋城千古情』は、・・」

ちょっと待って。
ムーって何?
大陸?
郷ひろみ?

と思って、調べたら、中国における耕地面積の単位なんだって。
1ムーは約6,67アールとのこと。
いやあ、勉強になるなあ。
でも、全然想像がつかないんだけど、その広さ。

そして、このテーマーパークは1ページまるごとの広告もうっている。
中心は『宋城千古情』。
内容は、こんなものらしい。
 「5000万元の巨額資本で製造する大規模の歌舞『宋城千古情』は序の『良渚の光』及び『宋宮宴舞』と『金矛鉄馬』と『美しい西子・美しい伝説』と『地球人がここに集まる』との四つのパートに分けます。文明の曙光が初めて現す新石器の時代までさかのぼって時空変換を述べて、同時にまた2006年杭州の世界レジャー博覧会のすばらしい未来図を展望しています。・・・」

・・・仰々しい。
いきなりお金から説明するところが、すてきですが、
わかるようなわかんないような内容。
つっこみどころ満載。

で、宋城はそのほかにも「民俗文化公演」があるらしい。
12時25分には
 「小品の出演:空中で羊とサルをからかう」
が始まるらしい。
気になるなあ。

*写真は岳飛ちゃん。