もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

2007年CD紹介:その8

2007年05月26日 | CD紹介
近所に神戸のガイドブックにもたまに載る程度の料理屋があるのだが、最近金曜日の夜になると店の外で馬鹿騒ぎをするお客が増えている。学生街の居酒屋ならともかく、夜は静かになる一帯なので勘弁して欲しい。

そういえば、会社のビルの正面にあるイタリアンっぽいレストランも団体客のレベルが低い。去年知人とそこで食べたことがあるけど、他人のテーブルにおしぼりを置きっぱなしにするってどういうことだよ?それに加え、味はごく普通で店員のマナー(というか接客における基本的なことの一部)がなっていなかったのが印象に残っているのでもう二度と行かない。

さて、CD紹介8回目。
・Beggar's Opera - Act One
→60年代の最後にデビューしたクラシックをロックに取り込んだバンド。この時代のバンドはクラシックとロックの融合をよくやっている(ディープパープルもオーケストラと共演しましたよね)が、このバンドはかなりクラシック寄り、というか、オリジナルを無理矢理ロックにしてしまった感が強い。クラシックがベースだからゆったりとして聞きやすいか?否、その逆。とにかく初めから終わりまでもの凄いテンションで突っ走っている。スタジオ録音なのにライブ一発録りかのようなテンションには圧倒を通り越して笑ってしまう。キースエマーソンがEL&P以前に在籍していたナイスを大仰にした感じ。


・Curved Air - Live
→解散状態にあったが、一部オリジナルメンバーを集めて行なわれたライブを収録したもの。スタジオ盤ではリリカルていうか、叙情的な面を持ち合わせていたように感じたが、このライブでは皆荒っぽい、というか、雑。女性ボーカルは無駄にシャウトしまくりだし、バイオリンはガリガリ言うし。お前らハードロックバンドじゃないだろうと突っ込みを入れたくなるが、まぁ、こんなのもアリなのかな、と最後は釈然としないまま終了。その後女性ボーカルを除いてメンバーを一新してスタジオアルバムを発表する。なんだかなぁ。


・David Bowie - Ziggy Stardust
→アルバムの正式名称はもっと長いが、面倒なので割愛。デビッド・ボウイはそれほど聞かないけど、このアルバムは好きな曲が多く収録されているので決行好きです。ストーリー仕立てになっているとかどうだかはよくわからんが、曲の質が高いので通して聞けます。


・Traffic - John Barleycorne Must Die
→解散状態にあった中、ステーブ・ウィンウッドがソロ作品を作ろうとメンバー2人を呼んだらいつの間にかバンドのアルバムになってしまったっぽいアルバム。フォークやトラッドをベースにした音作りに加えてジャズの要素が高まっているため全体的に流れるような雰囲気を感じる。サンノゼのFM局KFOXはNHLサンノゼ・シャークスの実況放送が始まる前はこのアルバムの1曲目の"Glad"をなぜか流すので、すっかり耳にタコ状態だったことを思い出す。