もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

2003年7月31日:ヌワラエリヤ その1

2006年06月17日 | 2003スリランカ
7時起床。
シャワーを浴び、バックパックを整理して7時半に宿をチェックアウトする。
駅までは距離があるので流しのトゥクトゥクをつかまえる。
列車が出発する1時間前に到着したにもかかわらず、
切符売り場はなかなか開いてくれなかった。

列車は予定より15分遅れて9時15分にキャンディを出発。
まぁ、アジア諸国でスケジュールどおり運行されている国を探す方が困難ではある。
列車から眺める車窓はとても奇麗だ。
ある日本人旅行者が「まるで『世界の車窓から』みたい」と喜んでいたが、
まぁ世界の車窓にはかわりはない。つまり、TV栄えする魅力的な車窓なのだ。
一面の茶畑と点在する村々。のどかな風景がすきな僕にはもってこいの場所。
だた、僕が座ったのは山の斜面側だったので、デッキに出て車窓をながめるしかなかった。
キャンディから山地に向かう時は進行方向向かって右側の席に座りましょう。

13時40分ナヌ・オヤ到着。
ヌワラエリヤには駅がないので、ナヌ・オヤで下車してバスに乗って行く。
バスで隣に座っていたスリランカ人と話をしていると、今日泊まるホテルの話になった。
僕が「Sun Hill Hotelがいいってニラベリで会った日本人旅行者に言われたんだよね」
と言うと、「おぉ、私そこのスタッフですよ」とのこと。なんたる偶然。

宿を探す手間が省けそうなのでそのホテルに2人で向かう。
見たところちょっぴり中級ホテルの雰囲気を醸し出している。
値段を聞くとRs750プラスTaxという。高いよ。
その後交渉の結果Rs600で泊まることで合意。
部屋はとても清潔。さすがにここではトカゲもカエルも出てこない。
ただ1つ問題があるとすれば、ドアが開かないということ。
部屋に入る時はカギを開ければいいだけの話だけれど、
一旦ドアを閉めて再び部屋の外に出るとき、なぜかドアが開かない。
じゃあ、どうやって部屋から出るの?
答えは部屋に備え付けのインターホンでフロントを呼び出し、
フロントのスタッフに外からドアを開けてもらう仕組み。
火事になったらどうするんだ?

久しぶりに熱い湯が出るシャワーを浴び、街をぶらぶらと歩き回る。
ヌワラエリヤは高原に位置しているため、他の町と比べて格段に涼しい。
この時期でも半袖Tシャツではちょっと寒く感じるくらいひんやりしている。
念のためパーカーを持ってきていたから良かったものの、
いつもの調子でTシャツだけだったら多分風邪をひいてしまっていただろう。
スリランカの高原地帯を旅行される方がいたら
多少荷物になってもパーカーか軽いフリースを持参した方がいいですよ。