”たのしくやろうよ”貴心塾空手日記

貴心塾空手道場の稽古日記です。だれでも楽しく自由に参加できる雑談広場です。ご意見・質問たくさんコメント下さい。

後輩たちの台頭の巻

2008-11-16 14:44:53 | Weblog
こうして新しい仲間が増える事で道場にまた活気が出てくるのでゴザル。
まず入門者はは基礎稽古。
上達に伴ない黄色・緑と昇級いたすことが目標になる。
すでに緑帯を取得して居るシンゲン・イエヤス・ケンシン・カズトヨは初期の実戦課程を稽古して居る。
黄帯のヒデヨシと白帯のノブナガは基礎稽古の習得に日々励んで居った。
なれない空手の独特な基礎に初めのうちは思うように動けなかったノブナガも2ヶ月ほどで素晴らしい上達ぶりジャッた。
間違いなく自宅にて稽古を続けたに違いない。
短期間であっても努力の成果は顕著に表れ見事。過去最短期間にて緑帯を習得致した。
ヒデヨシも今回は抜かれまいと先輩の意地を見せ緑帯となったのでゴザル。
こうして おやじ4名 若武者2名 の戦国時代が幕を開けたのジャッた。
待望の実戦課程に参加したノブナガは、当初は先輩たちの技に後れを取って居った。
同時期に緑帯になったヒデヨシは以前、実戦稽古に参加して居った経験があるので無難に対応して居った。
まだこの時期では全力のスパーリングは禁じて居るのジャが、男子多少の打撃を受ければ戦う気持ちに火が付いてしまうのは否めないのジャ。
エキサイトせぬように戒めるのが指導員の役目でゴザルが、夢中で戦う色帯軍団の耳には届かないのでゴザった。
男として実際に向かい合う相手に後れを取るのは何よりも悔しかったのであろう。色帯同士のスパーは厳しいものじゃった。
そんな日々を重ねノブナガは数カ月の短い期間で先輩たちと互角に戦う力を身につけたのでゴザル。
大木のようなパワーを持つシンゲン
壁のように堅固なイエヤス
臨機応変なヒデヨシ
適応力の高いノブナガ
スピードのあるケンシン
穏やかではあるが強い意志のカズトヨ(この時期は就職活動のため休みがちでゴザッタ)
お互い同時期に台頭するため同門同士のスパーリングは急成長ノブナガの参戦により激しいライバル心のぶつかり合いとなったのでゴザル。
特にこの中では一番後輩のノブナガは唯一のサウスポーでありその利点を生かしこの軍団に大きな刺激を与える存在であった。
この時期はまだ各人の組み手も粗くエキサイトなシーンが多発し指導員もヒヤヒヤでゴザッタ。
実戦課程に進み数カ月が過ぎお互いの技術も上達いたすとともにスパーリングはようやく落ち着きを取り戻した。
ヤレヤレじゃ~。
これを機会にフルコンタクト大会出場を目標に実戦テクニックも稽古課題に取り入れ始めたのでゴザル。
またひとつ塾生の成長した証でゴザル。
しかしこの平穏な日々も長くは続かなかったのジャ。
この軍団の一人が再び彼らの闘争心に火をつけてしまったのでゴザル。
またまた心配が絶えないのでゴザルよ。

つづく
次回>再びの乱世戦いの火蓋を切ったのは誰か?ジャ

風雲児ノブナガの入門

2008-11-12 17:51:34 | Weblog
ノブナガがはじめて道場に参った日は今でもよ~く覚えて居る。
稽古開始の少し前。礼儀正しく彼は道場へ入って参った。
見るからにハツラツとしたスポーツ好きの青年ジャッた。
道場に入るや、傍に居った塾生に「体験入門に参りました」と告げると塾生は、道場奥に居る塾長を示したのでゴザル。
ノブナガはすかさず塾長のもとに挨拶に向かった。
その爽やかな仕草は好感のもてる印象でゴザッタ。
背を向けて書き物をする塾長に歩むノブナガを見て塾生の一人が「あッ!!」と息をのみ 指差す先を確認いたすと、、、
なッ!なんと。。。道場の中でを履いておる。
まッ!マズイ!!
塾長が気付く前に教えねばと拙者はノブナガに走り寄ったのでゴザル。
しか~~~し、時すでに遅し、、、
人の気配に気付き、振り向いた塾長の視線>>>ノブナガのへ。。。
こりゃヤバいでゴザルよ。
そんなこと気付かぬノブナガは「体験に来ました。よろしくお願いします。」と普通にあいさつ。
とりあえず塾長も「分かりました」と一言。そしてを指し「きみ。その靴、、、」と指摘したのでゴザル。
誰もがその場で脱ぐと思ったその時。「(きっぱり)大丈夫です。」とノブナガは意外な返事でゴザル。
一同「はぁ~!?」ってな空気。
塾長の眉間にしわ!!
まずい状況じゃ~。
少し悪い空気を感じたノブナガは「これは上履き用のきれいな靴ですから大丈夫です。」と爽やかに再びダメ押し。
ヒエ~~~『ノブナガ君そういう問題じゃないのでゴザルよ』
一同唖然、、、
裸足で稽古いたすことを知らなかったとはいえ、道場に入れば全員がでゴザル。
それに気づかぬとはめったにいないKYな御仁でゴザル
塾長「道場では靴は脱ぎなさい!!」と一言。
少々緊張の初対面の様子でゴザッタ。    ヤレヤレ、、、
今ではこの話は酒の肴になって居る。ノブナガはこれから先も「事件」として酒宴では語り継がれる運命で御座ろう。
こうしてノブナガは入門の時より周栄塾の皆に強い印象を与えたのジャッた。
ノブナガが風雲児たる所以はこの時より垣間見られたのでゴザル。
この後しばらくの間、塾長はノブナガを”運動靴”と呼んで居った。
本人は知らないけどね。。。
今どき”運動靴”とは塾長も古いのでゴザル。

本人たちは知らないのジャが、ほとんどの塾生は塾長が ”あだ名”をつけて居るのじゃ。
うちの塾長。人の名前を覚える事が苦手なのじゃ。
これが困ったもんなのジャよ。。。

またつづく、、
次回の予定は>>>
後輩たち脅威の台頭の巻

周栄塾ブログファンの皆様
拙者hbはさぼりながらの投稿にて次回投稿がいつになるのかご立腹の方も多いことと存じます。
しかしながらこの度は、4週分の記事を書きためてあるのです。
少々頑張りました。
ということにて次回の投稿は必ず、16日に致しますのでお楽しみに。