”たのしくやろうよ”貴心塾空手日記

貴心塾空手道場の稽古日記です。だれでも楽しく自由に参加できる雑談広場です。ご意見・質問たくさんコメント下さい。

風雲”色帯軍団”戦国太平記 ライバル達との出会い でゴザル。

2008-10-05 15:04:35 | Weblog
ライバルは成長の糧でゴザル。
これまでサボりサボり周栄塾稽古モヨウをブログにてご紹介致して参ったが、
入門された御仁達は週一度の少ない稽古にかかわらず短い期間にて過去に例の無いほど上達いたした。
彼らが入門致した頃は、上級者に殴りかかっても触れる事も出来なかったのジャが2年ほどの稽古期間でも今では周栄塾自慢の黒帯相手に相当緊迫のスパーリングを展開いたして居るのジャ。
短い期間であっても本人の努力次第で強くなれるものであると確信いたした拙者でゴザル。
されどこの短期間での目ざましい成長はお互いを好敵手(ライバル)として後れを取りたくないと意識して居ったからに相違ないのジャッた。
それが現在では周栄塾で一番熱い戦闘軍団。おやじ軍団でゴザル。
各々入門時期は多少の違いがあるものの、それぞれ年代が世に言う”中年おやじ”でゴザル。
彼らは、少し前に入門致した先輩の若武者2名を巻き込み第一次戦国時代を築いたのでゴザル。
それではメンバー(各御仁は戦国武将の名をお借りいたす)紹介でゴザル。
エントリーNO①相当の空手の経験者であるが、顔面へのパンチ攻撃重視の打撃は初めての御仁 
イエヤス殿(40ん歳)知的正統派タイプ
エントリーNO②少々の空手歴がありパワーに自信があるが、実戦技を学びたい御仁シンゲン殿(30後半歳)猛進パワータイプ
エントリーNO③若い頃より格闘技に憧れて居ったが、その機会を逸して居った御仁ノブナガ殿(30半ば歳)天性のサウスポーファイター
エントリーNO④純粋に、弱い自分を鍛えて強くなりたい御仁 
ヒデヨシ殿(40前半歳)戦略家タイプ
エントリーNO⑤周栄塾設立時の先輩入門者:スノボーな若者 
ケンシン君(20前半)速攻タイプ
エントリーNO⑥周栄塾設立時の先輩入門者:優しい古風な若者(一流企業に就職が決まった) 
カズトヨ君(20前半)一直線タイプ
これら4名のおやじ軍団は下剋上を旨とし先輩若武者2名を巻き込み天下(黒帯)を我が物とする戦いに身を投じたのでゴザッタ。
何となく盛り上がってきたところで、いつものことながら大げさな表現へと暴走いたす恐れがあるためこの御仁達はこれより以上の仮名にてご紹介致す。

あれは2年余り前のことじゃった。
カワユイ若君と姫を伴い、周栄塾の門を叩いたのはシンゲンでゴザッた。
ほどなくイエヤスもカワユイ若君を伴い入門致した。
各々、先輩塾生と共に基礎稽古に励んで居った。その姿勢はとても熱心であった。
先輩のカズトヨは緑帯であったが、ケンシンとヒデヨシは黄帯を締めて居った。
シンゲンとイエヤスの入門前は、基礎への熱心さに欠けて居った先輩たちは昇級が遅れて居った。
この頃までは昇級せずとも実戦的な内容が習えたため基礎を疎かにする悪しき傾向があったのでゴザル。
塾長とエイジ師範代は、これをとても悩んで居ったのじゃ。
拙者(HB)も同じく悩んで居った。
しかし、シンゲンとイエヤスの熱心な姿勢が基礎の嫌いな先輩にこの後影響を与えたのでゴザル。
そして3ヶ月ほど経った頃、しばらく休止していた昇級審査が行われたのジャッた。
まじめに基礎に取り組んだシンゲンとイエヤスは見事、飛び級の緑帯をゲット致した。
ここで基礎をサボって居った先輩ケンシンとヒデヨシは級位を抜かれ下剋上の憂き目を見たのでゴザる。
やはり努力は実を結ぶモノじゃ。。。
この頃より緑帯を取得しない者は基礎稽古に専念する決まりとなったのでゴザル。
立場を逆転されたケンシンとヒデヨシは緑帯の実践稽古を横目に見ながら、しぶしぶ基礎稽古に取り組んだのでゴザル。
そんなある日、ノブナガが入門したのジャッた。
この男が後に周栄塾色帯軍団を波瀾の戦国時代に導く核となるとは、このとき誰もが考えもしなかったのでゴザル。

つづく、、、