shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その②

2019-05-12 09:19:07 | 山行・旅行
斑入りのきれいなお花(名前はハコネウツギと教えていただきました)や、マツバギクが咲いていたところは、極楽寺の跡で公園として整備されていたのです。
近くには、ムラサキツユクサ(紫露草)ツユクサ科ムラサキツユクサ属も咲いていました。このお花も原産地が北アメリカの帰化植物です。


宝篋山極楽寺コースは、極楽寺跡を過ぎると、谷を流れる沢の両岸を歩く山道になります。
沢が平地に差し掛かる辺りに、キショウブが咲いていました。キショウブ(黄菖蒲 )はアヤメ科アヤメ属の多年草で、西アジアからヨーロッパ原産の帰化植物です。明治頃から栽培されていたものが流出し、日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化しました。環境省の「要注意外来生物」の一種となっています。


さて、登山道が谷間に入ると分岐が現れます。左へ行くと五輪塔を経由して、その後本道に合流します。
五輪塔は、正式には「三村山極楽寺五輪塔」といい、鎌倉時代後期に作られたもので、つくば市の文化財に指定されています。


五輪塔からの道が本道と合流すると、3分ほどで小さな滝が現れます。慈悲の滝です。ちなみに慈悲とは仏教用語で、他人に楽を与え苦しみを取り除いてあげたいと望むこと。


続いて現れたのは白滝。布状に流れる水に陽が当たって白く耀く様から名づけられたようですが、岩肌の赤が目立っていました。


谷間を歩く登山道は、どこでもそうですが、谷頭にたどり着くと急斜面となります。極楽寺コースでは途中で東に折れて、等高線に平行に造られた水平道の純平歩道に合流します。手前にワニの岩、ニコニコ岩がありました。


純平歩道を歩いていると、小さなお花を見つけました。ウワバミソウです。
ウワバミソウ(蟒蛇草)は、イラクサ科ウワバミソウ属に分類される多年性植物で、古来からの日本の植物です。別名をミズナと呼ばれ、山菜として珍重されますが、もちろん採ることはありません。


極楽寺コースが純平歩道と別れて登りになると、大きな岩が現れてきます。富士岩です。12時を過ぎていてお腹が空いて来たころで、おにぎり岩に見えました。


この富士岩の手前で、とても目立つところに黄色いお花がたくさん咲いていました。キンランです。キンラン(金蘭)は、ラン科キンラン属の多年草で、北海道を除く日本各地に分布する地生ランの一種ですが、盗掘などにより数を減らしてきています。どなたかが植えてくださったものだと思いますが、しっかり根付いていて、登山者の目を楽しませてくれていました。




富士岩を過ぎるとやがて登山道はなだらかな尾根道となり、辺りではヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)がきれいでした。宝篋山のヤマツツジは自生していたものに加え植樹もされていて、かなりの数のヤマツツジを見ることができました。


ちょうど木陰にベンチがあったので、ここで昼食とし、その後山頂に向かうこととしました。
第3回に続きます。

リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その①
リンク⇒ 里山の野草を求めて - 宝篋山(茨城県つくば市)その③







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2 コメント

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shuさん、こんばんは (さざんか)
2019-05-12 21:04:09
宝篋山は高い山ではなく気軽に行かれるとネットにはありますが、岩場もある登山道のようですね。
(何もわからずに書いているので、見当はずれかもしれず、すみません。)
ワニの岩はそっくりです。

お花も色々ありますね。
ウワバミソウは分かりませんでした。
キンランが綺麗です。
わー、キンランに二っている虫は何?
ヤマツツジが沢山あって、それを見ながらお昼ですか。
素敵なひとときでしたね。
さざんかさん こんばんは (shu)
2019-05-13 00:01:59
さざんかさん こんばんは。
コメントありがとうございます。
宝篋山は高い山ではなく、しかも登山道がよく整備されているので、幼稚園児でも時間をかければ十分に登れます。危ないところもありません。
岩はありますが、岩場を歩くことはありません。
お花はいろいろ咲いていました。ブログに書かなかったものもありましたし、気づかなかったものもあったと思います。
キンランに付いていた虫は、写真を撮ってから気づきました。バッタのように見えます。
ヤマツツジはあちこちにけっこうありました。
そろそろ赤城山もいいころかもしれませんね。

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