shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

オオキンケイギク

2020-05-28 06:43:24 | 侵入生物をきれいに撮る
オオキンケイギク(大金鶏菊)はキク科ハルシャギク属の多年草です。
北アメリカ原産で、日本ではドライフラワーに利用されていましたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されています。
Wikipediaには「キバナコスモスによく似ているが、葉の形が異なる(本種は狭倒披針形であるが、キバナコスモスは羽状深裂に似た形)。また、キバナコスモスのほうが花の色が濃い。高さは0.3~0.7m程度。花期は5~ 7月頃で、頭状花、虫媒花。黄色の舌状花の先は4~5裂する。痩果をつける。道端や河原、土手などに生育する。種子生産量は1平方メートルあたり3000~5000粒といわれている」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は束生し高さ30~70cm。根生葉は長柄があり、3~5小葉に分裂。茎上の葉は茎の下半部に集まり、上方のものは分裂せず、両面ともあらい毛がある。頭花は径5~7cm、総包外片は8~10個あって1列に並び厚質、総包内片はやや薄く大きい。舌状花は橙黄色、花冠の先は4~5裂、筒状花も同色で花床には長さ5~8mmの鱗片。果実(痩果)は扁平、黒色で光沢を欠き、へりは褐色のひれ(翼)にとりまかれる。ホソバオオキンケイギク、オラゲオオキンケイギクを区別することもある」とあり、国内移入分布は「沖縄を含むほぼ全国」と書かれています。





※ここまで 2020/05/26 に撮影。

下記の道の中央分離帯には、200mほどにわたってオオキンケイギクが見事に生えていました。
しかし、2日後にはすっかり根こそぎ駆除されていたのです。
千葉県下の市町村ではオオキンケイギクの駆除を行っており、白井市でも駆除を行っています。



※ここまで 2020/05/25 に撮影。

白井市のHPのリンク ⇒ http://www.city.shiroi.chiba.jp/kurashi/pet/p03/1510732238091.html

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4 コメント

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オオキンケイギク (fukurou)
2020-05-28 08:27:10
shu様
おはようございます。
オオキンケイギクはなかなか厄介な外来種ですね。
特定外来生物に指定されて栽培や移動まで禁止されています。
以前この花を育てておられるおうちまでありましたから。
綺麗な花ですから、育てる方まで出てくるのですよね。
fukurouさん おはようございます (shu)
2020-05-28 09:57:17
早速、コメントをいただき、ありがとうございます。
オオキンケイギクは、もうどこででも咲いています。
国道を始め、幹線道路脇にずらっと並んで咲いている風景は、すっかりこの季節の風物詩です。
秋のセイタカアワダチソウも、春のオオキンケイギクも、もともとは観賞用などとして人が持ち込んだものです。
もともと、きれいなお花なので、庭に植えたくなる気持ちも分かります。

写真に撮った個体は、葉が下の方は丸みがありますが、上に向かって伸びる葉は細長いので、ホソバオオキンケイギクかもしれません。
最近は分類が細かくなり、素人には困りものです。
shuさん、おはようございます (さざんか)
2020-05-28 10:53:59
オオキンケイギク、キバナコスモスに似て綺麗なんですけどね。
うちの近くでプランターを外にずらっと並べているお宅がありますが、その一つに植えられているのがオオキンケイギクではないかと思います。
多年草ですから、毎年咲いています。
プランターですからいいようなものの、種は飛びますよね。
その花は八重のような気がします。
今度撮って来ますね。

白井市ではちゃんと駆除しているのですね。
でもきっと賽の河原なんでしょうね。
さざんかさん こんにちは (shu)
2020-05-28 12:34:00
コメントありがとうございます。
オオキンケイギクは、きれいなお花です。幹線道路わきに並んで咲いている風景は、この季節の風物詩です。
外来植物だというだけで駆除されるのは、可愛そうに思います。
駆除と言えば、千葉県のどの自治体も、大なり小なり駆除していると思います。
市川市のHPや、広報誌でも駆除を呼び掛けています。
http://www.city.ichikawa.lg.jp/env02/1541000004.html

このお花の八重は見たことがありません。
よく似たお花で、キンケイギク、ハルシャギクがあります。この2つには八重咲の品種があるようです。
キク科のお花は、種類も多く、またよく似ていますね。
もともと、お花の名前を覚えられない私としては、同定や識別は大の苦手です。

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