偽悪者(ぎあくしゃ)は、照れ屋で、繊細です。
私は、偽善者はやだ。嫌いです。
脳科学で、手と脳はつながっているのは知ってますか?
人間の手は、あらゆる動物に比べ、奇形というほど、大きく、平べったいのです。
手のひらは、顔を覆うぐらいあります。
そこから伸びた5本の指は、独立して、独自に、それは器用に動きます。
訓練しだいでは、より見事に、動き、細かい作業もこなせます。
人間以外、動物にはできません。
人間は、脳(頭)と手がつながっているからできるのです。
【私は、指先に眼(め)、……手先には耳がある、と言われています。】
認知科学では、人間は、
〈意志より行動が先に出る。〉
ことが、科学的に立証されています。
どういうことかというと、例えば、
「こいつを殴ろう。」という意志より先に、手が出てる、ということす。
つまり、殴るつもりはなかったとしても、
瞬間、殴るのを止めよう!と、思い、殴る手が止まらず、間に合わず、相手をすでに、殴っていることがあるのは、科学的にも矛盾はなく、おかしくも、不思議でもないのです。
平均すると、その差、わずか、0、6秒前後と云います。
0、6秒とは言え、あっ、止めようと思っていても、間に合わず、相手の顔にパンチを見舞っていることがあるわけです。
真面目に考えれば、人間、誰しも、思い当たることはあるはずだし、納得できると思います。
「ああ、ゴメン、つい、手が出て…。申し訳ない、殴るつもりはなかったんだ。」
…みたいな、経験は、誰でも、したことがあるでしょう。
【人間は、意識する前に、脳はその作業を終えているのです。】
つまり、この0、6秒の差、このわずかな差、誤差が、時に、命取りになることもあるのです。
例えば、車を止めようとして、ブレーキを踏もうと意志した時、ほんの、0、6秒前に誤って、アクセルを踏んだら、車は、止まるどころか、0、6秒走ってしまうのです。
実際、最近、よく、聞きますよね。高齢者ドライバーの事故です。
ブレーキとアクセルの踏み間違い、前進とバックの、ギアの間違い、等々。
遡れば、多くの死亡事故も、起きています。
これ、たとえ、アクセルとブレーキを踏み間違いていなくても、
高齢者ドライバーでも、何でも、鈍い人が、0、6秒以上のズレで、ブレーキを踏んでいても、当然、追突事故の原因にもなるわけです。
つまり、《意志と行動の平均0、6秒の解離、誤差=人間は平均0、6秒、意志より行動が先にある。》という科学的な事実。
行動が意志よりも先にあるという事実。
これを知れば、認識すれば、人間は、大切な行動を起こすには、慎重な上に、より慎重を期する、慎重に行動することが求められるのです。
ただ、ここで、また、私は、しつこく、たたみかけます。
どんな行動、行為でも、何気ないことでも、不注意にしてはいけないということです。
意志より、思っていることより、行動、行為の方が先にしていることが、日々、日頃、常に出ているのです。
わずか0、6秒でも、注意を怠ると、「えっ、そんなつもりでなかった。……。」
最悪、「死ぬとは、…殺すつもりはなかった……。」みたいな。
わずか、0、6秒で、取り返しのつかない事態が起こりうるのです。
[厳粛なる0、6秒です。]
つまり、現実機能を高めるには、下手に考えるより、ひたすら、注意深くあることが最重要なのです。
《下手な考え、休みに似たり。》です。
で、おそらく、どの世界でも、そうでしょうが、
一流プロというのは、意志と行動との、解離=誤差の0、6秒を、できる限り、縮める訓練、修練、研鑽、工夫を、日々、怠らず、認知機能を高め、鈍くならないようにしているのです。
【意志と行動が、限りなく一致していることが、一流な、優秀なプロなのです。】
もちろん、これは、職種、肉体への負担等、個々、さまざまだとは思いますが、やはり、年齢、認知機能の影響は否定できません。
【しかして、また、個々の才能、訓練、努力、その結果の経験も貴重です。重要です。】
私は、手先、指先の感覚を、研ぎ澄ましています。
私は、
私の手先、指先に眼があるというのは、感覚はもちろん、
その感覚=私の手先、指先には、耳もあります。
そう確信し、自信もあります。
日々の訓練の賜物です。
治療中の、歯の神経に、特に細い細い直径で、0、1ミリから0、4ミリ前後の針を通す時、その針から指先、手先へと伝わる音にも、注意深く耳を傾け、耳を澄ませ、聴きます。
時には、その針の臭いも嗅ぎます。
針の曲がり具合、しなり、色のつき具合、(膿、薬の濡れかた、乾き、)等々、注意深く、眼を凝らします。
私は、(優秀な医者も、もちろん)日頃から、手先、指先を清潔にし、鋭敏な感覚、動作の訓練をしています。
で、手先、指先は労り、ケガ等、…傷つかないよう、日頃から、細心の留意をしています。
(昔、プロのピッチャーが、がさつに、バットケースを肩に下げ、引退した話があります。まだ、30歳ぐらいでした。
かの大投手、金田正一氏が、『プロとして、失格だ。プロとは言えん。』と、その若い投手を批判していました。
甲子園でも活躍して、高校から巨人にドラフト1位で入団して、それなりに活躍した投手でした。
今は、野球解説で、頑張っています。)
だから、敢えて言います。
今の歯医者は、
【勉強できない、しない、技術(スキル)もない。の、三無いです。】
第一、歯医者に学者がいますか?
東大、京大に、歯学部がないのは、今、私は、当然だと思います。
薬学部は、東大に有ります。
当然です。
日本人が発見して、日本人が創った薬というのは、たくさんあるのです。
薬学部には、学者がいます。
他人の歯を抜いてばかりいて、インプラントゲーム=マネーゲームばかりに勤しんでいる(いそしんでいる)歯医者に、学者がいるはずがありません。
《今、まともな、真っ当な大学の歯学部があるわけがありません。》
(獣医学部には、今のところ、私は明るくありません。)
とにかく、間違いなく、今の歯医者、歯科界は、最悪です。末期的です。
悪あがきばかりしています。蟻地獄です。
《死なないから、
(治療をヤらない。)で、抜くか、抜けるか、痛くなったら、抜くように仕向けるか。》
これ、無責任な愚かな、バカな、…使命感のない歯科医と、
そして患者さんもまた、(愚か?な)患者さんの、共通言語なんですね。
心理学に、〈公正世界信念〉というのが、あるそうです。
《言われたことを守り、秩序を乱さなければ、悪いことをしなければ、
世の中、公正にできていて、ひどい目に合わない。》
という心理です。
ナチスの宣伝相、ゲッペルスは、この大衆の心理を、巧みに操り、煽動喧伝したのです。
「活字より音声」
「理屈より印象」
「思考より気分」
と……。
《インプラント障害者は、パラリンピック手前というところですか。》
酷い話だ。残酷でさえある。
患者は、最初は不養生だった自分を責める。
しかし、病気が治らないと、《きちっと、医者の云うことを聞いて、従ったのに。》と、
治らないのを、医者のせいにする。
私の病気が治らないのは、医者に責任がある。と思い、主張する。
《これが、公正世界信念という心理学です。》
しかし、現実は、因果応報ではありません。
〈あんなに素敵な人が、あんなに丈夫で、日頃から、体を大切にしてた人が。
まだまだ、若いのに、これからの人だったのに。〉
と、人間は理不尽に、でたらめに死んでいきます。
また、不養生にしてて、なんというか、悪い奴ほどよく眠る?
しぶとく、生き延びる悪い?人間も、またたくさんいるのが、現実です。
実際の現実世界です。
実際の現実は厳しく、残酷でさえあります。
現実は理不尽です。
【こうなると、科学と宗教の接点に、思考が向かいます。】
釈迦は、神はでたらめ。因果応報はないと教えてます。
私も、そう思います。
釈迦は続けます。
[人間は生きているのではない。
生かされているのだ。
謙虚に生きよ。と。]
私は、謙虚に生きたい。(生かされているんだ。)
と、常に、自省することにしています。
私の患者さんで、私が直接、2年以上、見守っているお茶の水の医科歯科大学のインプラント科のK教授の施したインプラトに、その後遺症に苦しんでいることは、再三、記してきましたが、
東京都歯科医師会の尽力もあり、医科歯科大学の院長に、誠意が通じ、もんだいのインプラント科のK教授が、患者さんと、直接、会う段取りができました。
K教授は、ここ3年以上、インプラントの不具合を訴えてきた患者さんに、会おうとしなかったのです。
電話にも出ず、居留守を使い、
部下の医局員、事務に丸投げしていたのです。
(いろんな科をたらい回しさせて、精神科にまで、無理に、受診させて。)
で、患者さんは、泣いて、私の所に駆け込んできたのです
K教授は、言ったそうです。(患者さんは、録音もしてます。)
「私は、インプラントの失敗は、40人にひとりぐらいだ。
不具合をここまで言ってきたのは、あなただけだ。」と。
この患者さんは、きちんと、会って、説明してくれれば、K教授を責めるつもりはなかったのです。
〔私は、原則、医者の味方です。〕
しかし、また、K教授は、よく言いますね。
《40人にひとり、失敗している。なんて!
ずいぶんの失敗率です。…恐ろしいです。》
私の大親友で、中学、高校も一緒で、(今また優秀な高校に復活しました)、当時、日本一と言われていた日比谷高校から、現役で慶応医学部に受かり、現在麻酔科の代議員もして、教授になるよりも、より、患者に直接、携わりたいと言って、大病院の臨床医として、理事として、いまだ残業も厭わず、日々、臨床医として、活躍している名医がいます。
(私は劣等生でしたが、)とにもかくにも、中学時代から、今日まで、家族ぐるみはもちろん、(家族に言えたいことでも、お互い、相談する)大親友です。
私に「医者は多いが、名医は少ない。」と教えてくれたのも彼でした。
彼は言います。
[医者は、診療からも、患者からも、…
……【逃げない、ごまかさない、嘘をつかない。】
これが、医者の原点だよ。
当然、俺のオリジナルでも何でもない。
古今東西、名医の教えるところだよ。]
彼は、小学校五年の時、父親を癌で失い、母親は、彼の兄、姉ともに、三人の子供を育て上げました。
医者には、上から目線の非常識な者もたくさんいますが、彼は、ただの名医ではありません。(もちろん、それなりに、医者の間でも有名です。)
名医が少ないのは、古今東西、紛れもない真実です。
しかし、間違いなく、今の日本にも、名医はいます。
しかし、今、日本には、歯医者は多すぎて、名医どころか、歯医者には、医者と云える人はいません。
…何か《セクハラ、パワハラ等に因んで、絡めて云うと、まさに、歯ハラスメントが、=デンタルハラスメントが横行していますね。》
歯医者は、【歯ハラ・歯ハラスメント】=デンタルハラスメントする輩ばかりです。
医科歯科大学のインプラント科のK教授、
あなたは、逃げて、嘘をついて、ごまかして。
名医の原点=【逃げない、ごまかさない、嘘をつかない。】
に、すべて反する行為をしていますよね。
しかも、教授でしょう!!?…教育者ですよね。…!
K教授、あなたは、パワハラ、セクハラ?…間違いなく、歯ハラ=デンタルハラスメントはしています。
私の拙著、
【この歯医者がヤバい・幻冬舎新書】
【やってはいけない歯の治療・KADOKAWA】
読んでください。
どうか、電子書籍でも。
お願いいたします。
新しく、まだまだ、諸々、発信、発表……
(誤解を覚悟して、誤解を恐れず、
決して怒らず、しかして、謙遜もせず。
だけど、謙虚に、)…、
発信していきます。………。