ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

いい文章は幕の内弁当のようである。

2012年03月16日 | Weblog

「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」鈴木康之著より。

文章と弁当の共通点はなんだろうと、これもまたまた気になる表現だった。もっと正確には「日本の幕の内弁当は世界に誇るグッドデザインである」と語ったのは工業デザイナーの榮久庵憲司さんだったらしい。

色とりどりに並べられたおかずやご飯、栄養のバランスも考えられたものが隙間なく見栄え良く詰まっていると実にきれいなものだ。内容が充実したものは見た目にもうれしくなってしまう。

そしていい文章もにそれに似ているというのだ。文章にも適量があるのだった。何々弁当というネーミングは、キャッチフレーズに相当するようだ。ほどよい容器は文章では文字の分量だった。

読んでもらい理解してもらうためには、多すぎず少なすぎずというところも大事だった。読むのが面倒だと思わせないためには、まずは分量を決めるべきだった。まあ、少なくてもしっかり理解できれば理想的なのだろうが。



豊かな常識は想像の翼で飛び立つためのエアポート・・・

2012年03月15日 | Weblog
「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」鈴木康之著より。

さすが優れたコピーの指導者らしく実にかっこいい表現に出会った感じがする。コピーライターが書いたものは、いかにも突飛な感じのするものも多いが、それはふだん身の回りにあるものをしっかりと観察し表現を練った結果でもだった。

つまり想像力が何よりも大切なようだ。筆者はみんなの気持ちからの発想が何よりも大事だという。みんなに共感を持ってもらうことが前提だった。これを「人と同じことを思い、人と違うことを考えよ」と言っている。このワンセンテンスも実に深い!その例として、養命酒のコピーがあった。

「一年が過ぎるのは早いが、一日はなかなか終わらない・・・・そんな毎日の疲れに」「30分半身浴するくらいなら、30分早く寝たい・・・そんな毎日の冷えに」。前者は疲れた男性向けで、後者は冷え症の女性向けのコピーだった。

読んでみれば当たり前のようだが、それを思いつくまでには何度も推敲しているはず。普通の思いを表現したものだが、自然と納得できる。最後に筆者はメモはたくさんあるといいという。そしてそれは“想像の旅の、気づきの旅のフライトレコーダーです”とも。またまたシャレた表現に出会うことができた。


いいカッコぶらないことが人望を生み出す。

2012年03月14日 | Weblog

「人脈より人望のある人が成功する」中谷彰宏著より。

ここでのタイトルは「できる人ほど自慢しない」となっていた。能ある鷹は爪を隠すということわざを思い出させる。ついつい人より何かできることがあると自慢したくなってしまうもの。

たとえプロのダンサーでも群衆に交じって踊っているとき、人から「お上手ですね。習っているんですか?」と言われるぐらいのほうがカッコいいという。プロだからと言ってこれ見よがしに自分の力を発揮しないのも、なんだか奥ゆかしい感じもする。

確かに見る人がその動きで見ればわかるのだろう。なるほど普通にしてもその力が伝わってくるのが本当のカッコ良さだったのか。仕事も似たようなものだろうな。

自分からカッコよく見せようとするほど、しょせんそのレベルはB級になってしまうようだ。ぱっと見てもわかりにくいくらいがA級だという。やはり奥が深い。

実際の仕事でもそれができればいいのだろうが、ついついカッコよく見せたいと思うばかり。で大したこともできない自分は、やはりよくてもB級止まりなのだろうなぁ、と反省させられた。


地味なつまらない雑用のほうが人望を得るチャンス・・・

2012年03月13日 | Weblog
「人脈より人望のある人が成功する」中谷彰宏著より。

つい目立とうと思うと、派手な仕事に走りやすい。成績さえ上げればいいのだろうと考えやすい。ファインプレーは派手に見える。派手な意見の場合はそれだけ反発する人もいるに違いない。

実際は目立たない地味な仕事をコツコツとしている方が人望は上がるものだった。ファインプレーは失敗もしやすいとも言える。失敗しても積極性があったとみられる場合もあるだろうが。

単調な仕事はできて当たり前だった。ある意味仕事の難易度では、単調な仕事のほうが難しいというが、そんな考え方は今までしていなかった。

単調な仕事をまじめにこなす、ということも根性がいることに思える。誰もが面倒だと思える掃除や整理をきっちりやっている人は、やはりいい意味で記憶に残るものだなぁ。


機能さえちゃんと言えれば売れるというわけではない・・・

2012年03月12日 | Weblog

「人脈より人望のある人が成功する」中谷彰宏著より。

モノを売る時には、その商品がどういうものかという前に、それを売る人がどういう人かもポイントにもなるようだ。商品の説明だけに納得して買うとは限らない。

たとえば健康食品などは、効能よりもこの人が言うのならきっと間違いないだろうと思って買うこともある。それを薦める人が買うきっかけになることも多い。

そういえば、健康食品の場合一般的に好感度の高い有名人を宣伝に使ったりもしている。あまり個性が強い人よりもそんな人を信じたくなってしまうのだろう。

もっともそんな有名人はメーカーからタダで商品をもらって飲んでいるのかもしれないが。また実際その人の意見や感想のようにセリフを言わせているのはライターやディレクターに違いない。

もし営業マンの立場なら、お客さんから「あなただから」、「あなたを信用しているから」買うのですと言われたら嬉しいに違いない。


それこそ、喫茶中に思いついたらコースターにでも書き留める気分で・・・

2012年03月11日 | Weblog
「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」鈴木康之著より。

(前日のつづき)
短いけれどなるほどね、という気持ちにさせてくれるコピーに出会えたときは読むほうもそんな文章に出会えたことがうれしくもなる。ここにそんな例があった。日本郵政公社の「年賀状はお早めに」のキャンペーンのものだった。コピーは門田陽さんによるもの。

丸いコースターのような円の下の方に「年賀状はお早めに」と小さく書かれている。そして長方形のハガキのような黒枠の中には次のようなコピーがあった。

『「今年は会おうよ」ってたしか去年も書いたよな』「いちばん言いたいのは追伸に書いたひとこと」「「肉筆のところだけ読んでいる気がします」など。

このような言葉は思いついたら忘れないうちに、メモ帳かケータイにでも書き留めておいて、あとでゆっくり書き直しながら仕上げていくという方法もあるようだ。

アイデアは意外な時に浮かんでくることも多い。でもあとで書いておこうと思っても、もう思い出せないことばかり。思いつきは誰にでもできるが、それを書き留めておこうと思う人は少ないのだろうな・・・


読む人が「言われてみたら、そうだよね」と反応してくれそうな言葉。

2012年03月10日 | Weblog

「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」鈴木康之著より。

一般の人の生活ではコピーは読むもので作る必要はまったくない。しかし、何か書く必要があるなら、やはり読んでもらって心地いいものにしたいものだ。わかりにく文章に出くわすとともしばしばある。

すでに書かれたすぐれたコピーはある意味それだけで作品のようにも思えてくる。ここに日本たばこ産業のコピーがあった。タバコを吸う人たちに向けてマナーを促すコピーだ。

「犬と散歩すると、いつもより吸いがらが目につく」「700度の火を持って私は人とすれ違っている」「たばこを持つ手は、子どもの顔の高さだった」・・・作者は岡本欣也さんというコピーライターだった。

やはりプロはありふれた日常をしっかりした視点で見つめて、短くても納得できる作品に仕上げている。マナーを呼びかけるものとして、これらが長くだらだらと説明朝に書かれていたら、恐らく読む気にもならない。短いからこそしっかり伝わるかも。



人は「安い」と「違う」に弱い。

2012年03月09日 | Weblog
「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方」鈴木康之著より。

ここでは新聞の折り込みチラシについて触れられていた。そのチラシにはお買い得情報が満載されいている。「格安」「30%、50%オフ」「「激安」「先着○○名様・・」「「期間限定」などの文字はしばしば目に入る。

チラシを眺めていれば、どうしてもそこに目がいってしまう。そして、同じ業種のチラシを比較検討するものだ。たとえば、スーパーや家電量販店の場合同じ商品なら少しでも安い方へと走る。

しかし、実際にその店で商品を見て説明を受ける必要がある家電製品などは、たんに価格だけでは決められない場合も出てくる。

その販売員の接客態度や雰囲気で価格以上のものを判断基準にしてしまうこともある。説明やアフターサービスに十分納得できるかどうかも価格以上に商品決定のポイントにもなったこともあった。

食品や消耗品などは価格や鮮度が勝負だろうが。どうこがどう違うのかが、自分で判断がつくものは、やはり価格訴求が一番かもしれない。人はきっとそこに弱いのだろうな。(安かろう悪かろうでは一番困るが)


攻撃的な人がいると、チームは元気になる。

2012年03月08日 | Weblog

「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。

私も仕事はチームでしている。おとなしい人ばかりだと活性化しないような気もするが、一部に過激な人がいるだけで、仕事が面白くなるのは確かだ。

ここでのタイトルは「もっと怒りっぽくなれ」というもので、電通の二代目社長、吉田秀雄氏の「鬼十則」を引き合いに出していた。かなり過激とも思われる言葉も多い。つまり鬼のように激しいとも言える。

たとえば、“仕事は自分から「創る」べきで、与えられるべきではない。”“仕事とは、先手先手と「働き掛けて」行くべきで受身でやるものではない。”・・・“周囲を「引きずり回せ」。”・・“摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母”などが印象的だ。

中国人は協力できないことで知られているようだ。つまり、彼らにとって協力とは「お前が俺にすべて合わせろ」という意味合いらしい。つまり自己中心的ということだが、時にはそれくらいの強い気持ちを持ったり、またチーム内にそんな人がいれば活性化するのかも。


ストレスがなくなるのなら、何にでも手を出す。

2012年03月07日 | Weblog

「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。

ストレスを感じないためには、これで「大丈夫だ」と思えることを何でも試してみることが正解のようだ。つまりそれを実際に試したという事実で安心感が生まれてくるという。

たとえば、自己暗示がかけられるような商品があれば、それに手を出し手みるのもありだそうだ。ただし宗教まがいや詐欺に引っかかっては意味がないが。

よく言われるのは、信じるものは救われる、というやつだ。私はしばしば、どうしていいのかわからないときは、とにかく紙に書き出してみるということをしている。すると、頭のなかで混沌としていたものが吐き出されるような気になってくる。

そうすればかなり上向いてくる、と信じているのでたいていはそんなことをくり返している。なかなかものごとは自分の思い通りにいかないものだが、だましだましやるしかないか・・・な。


最悪の状況というのは、むしろチャンス・・・

2012年03月06日 | Weblog
「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。

いきなりだが、「マーフィーの法則」には「絶好のチャンスは、最悪のタイミングでやってくる」という面白い法則があるらしい。普通の人はしばしばそれを見逃してしまうようだ。

誰でもチャレンジすればそれだけ失敗の機会も増えるもの。しかし、いちいちそれを気にしていたら前には進めなくなってしまう。

ダメな状況をいくら嘆いてもよくはなるはずはない。むしろそれで諦めがついて、すっきりしたと思って陽気になれればしめたものだ。デール・カーネギーは「笑顔には1ドルの元手もいらないが、百ドルの価値がある」という名言を残していた。

つらいときは、心配したり、悩んだり、嘆くより「笑い飛ばす」のが正解だと、内藤氏は語っている。自分を笑い飛ばすことで気分も上向くという。

まあ最悪の状況でもユーモアを使えるかどうかもポイントのようだ。しかもそのためには、普段からユーモア・センスを磨いておくことも大事になってくる。どんなことも普段からの心がけかな・・・


「掃除時間割」がまとまった時間を生む。

2012年03月05日 | Weblog

『[図解]スピードノート』主藤孝司監修より。

掃除はやらねばならないとは思っていても、なかなかその気にならないものだ。ついあとで、や時間がある時と思ってしまう。

5分という区切りがあれば、できるとは思うのだが、どこから手をつけたらいいのか迷ってしまう。仕事から帰ってからでは、もうその気にはならない。休みの日にまとめてやろうとしても、つい忘れてしまうこともある。

ここでの提案は、5分という時間を限って、一日一箇所だけ掃除をしたらいいというものだった。曜日ごとに掃除の時間割を作っていくことだった。

たとえば、月曜日はリビングだけ、火曜日トイレ、水曜日寝室・・・というふうに。ほとんど使わない部屋や個所は休日にするなどの工夫だった。そこでのポイントは掃除用具をその部屋に事前に置いておくことだ。

一日一箇所、5分だけ、平日にちょっとずつやっておけば、休日にも余裕が持てるというのだが、どうだろう。それにしても朝はあわただしいから、実践できるかな。まずは掃除の時間割を張り出せるかどうか・・・


100かゼロであるようなこだわりでないと、消費者には伝わらない。

2012年03月04日 | Weblog
『[図解]スピードノート』主藤孝司監修より。

理想的な売上げは、口コミとリピートを増やしていくことだという。つまりそれだけの価値があるものを、地道な営業活動が大事だということであろうが、それがなかなか難しい。

口コミを増やしていく方法には、「断らない」、「無料奉仕」というのもあるようだ。品質やサービスの良さは当然だろうが、それだけではなく、さらに「こだわり」や「保証」というのも大事だった。

つまり中途半端なモノでは消費者を満足させることは難しいということだ。それは自分自身が受ける側に立った時も同様で、いい加減なサービス対応ではもう二度とそのショップでは買いたいとは思わないものだ。

たとえば、オリジナル品ならその制作には100%自分の手だけで商品を手作りすることも大事だった。素材、包装までもこれでもか、これでもかというようなこだわりがポイントになる。

あとは保証期間の長さやメンテナンスがの良さも口コミが広がる要素だった。悪い口コミのほうが早く伝わるものだが、できるだけいいウワサを広める努力もせねば消費者には伝わらないのだな・・・。


努力はいいが、苦労は避けろ。

2012年03月03日 | Weblog
「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。

苦労も努力もかなりあいまいに考えていた。似ているようだが、別物だった。ここでは、自分が好きな仕事をするのが努力で、しかたないと思いながらそれでもやらねばならないのが、苦労だった。

逆に言えば、仕事を嫌いになりたいなら、苦労を重ねればいいことになる。嫌だと思ってする仕事の時間は長く感じられるのは誰もが経験していることだった。

また好きなことなら自主的に努力はできるものだ。また熱中して時間を忘れてしまう。さらに費やした時間のわりには疲労感も少なかったりもする。もし、いいかげんに仕事をすませられればそれがいいようだが。

どうでもいいことはけっこうありそうだ。これだけは手を抜けないというものだけを集中してやるという方法もあった。完ぺき主義は疲れるばかり。できればやりたいことを、自分のペースでやれればベストなのだろうが。

行動的に問題を解決するクセをつける・・・

2012年03月02日 | Weblog

「ストレスゼロでラクして働く62のテクニック」内藤誼人著より。

心理学には「セルフ・スターター」というような言葉があるらしい。これは何でもすぐにスタートしてしまう人のことを指していた。たとえば、いきなり会社を辞めて独立起業してしまうような人だという。

当然、それができる人はかなり自信があるからできるのだろう。こんな人はあまり悩まずにすむそうだ。やる前から悩んでいたら行動的なことはできるわけがない。

ストレスを吹き飛ばすような行動を決めておくといいようだ。それがスポーツや没頭できる趣味でもよかった。一番いけないのは何も行動を起こさないことだった。

まあ、何らかの行動を起こすということはある意味大丈夫になれるという暗示のようなものだが、それがあるのとないのとでは大違いだ。人に迷惑をかけない範囲でやれる行動が大事なようだ。