「知の巨人ドラッカー自伝」ピーター・F・ドラッカー著より。
これは訳者の牧野氏の表現で、ドラッカー夫人のドリスさんのことだった。ここでの訳者の解説のタイトルは“元気なドラッカー夫人”というタイトルになっている。その時夫人はもう90歳を超えていた。
しかもパソコンを使っている。牧野氏がファックスるでドラッカーに連絡を入れると、ドリス夫人が自分のパソコンを使って、夫に代わって電子メールで返事をくれることがたびたびあったという。
もちろん明治、大正は日本の年号だが、それに匹敵するほどの年齢という意味で使ったものだ。日本では大正生まれの人でもパソコンを使っている人はいないだろうに、明治生まれの夫人が使っているとは驚きでもある。
ドラッカー自身も90歳過ぎまで健康的な生活をおくられたのは、このドリス夫人のおかげだと認めていた。彼女のおかげで定期的に泳ぎ、ハイキングに出かけ運動不足を解消していたのがよかったらしい。やはり健康の維持には無理のない運動が必要なのだろうか。
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