「働く気持に火をつける」齋藤孝著より。
この本はぶらっと入った書店で偶然見つけた文庫本だったが、どのページを開いていも実にわかりやすく興味深く読める。それは齋藤氏自身の体験がたっぷり含まれているからかもしれない。
上記フレーズも氏の日頃の気持ちが凝縮されたフレーズのようにも思えた次第。そして、そんな言葉を体にしみこませておくことを“技”とできれば、また別のパワーが生まれてくるのだろう。
氏の体験談があった。30代の前半でようやく明治大学の教員になったころある経営者と雑談していて「いずれは文科大臣をやりたいと思っているんです」と言ったとき、「ははは、バカを言ってはいけない」と一笑に付されたのだ。
まだ若かった齋藤氏は平静を装っていたものの心の中では、「よくも言ったな!絶対に目にもの見せてやる」と瞬時に自分のパッションに火をつけたと述懐している。そしていまでも自分が文科大臣に一番近くていい男だろうと思っているようだ。
若い頃バカにされたことを長年の怨念のようなものに変えて心に抱いていたからこそ、その後の大きな仕事(ベストセラーの連発)につながっているともいえそうだ。怨念で思い出したが、人気推理作家の森村誠一氏もはっきりと、若いころ味わった怨念をエネルギーにして作品を書き続けてきたと以前語っていた。
とはいっても、もともとある程度の才能と根性がなければ、怨念もエネルギーに変換して気持ちを燃やし続けることは難しいだろうが。まあ、世の中には結果を出せないでそこそ妥協しながら生きている人の方が大多数なんですね。
この本はぶらっと入った書店で偶然見つけた文庫本だったが、どのページを開いていも実にわかりやすく興味深く読める。それは齋藤氏自身の体験がたっぷり含まれているからかもしれない。
上記フレーズも氏の日頃の気持ちが凝縮されたフレーズのようにも思えた次第。そして、そんな言葉を体にしみこませておくことを“技”とできれば、また別のパワーが生まれてくるのだろう。
氏の体験談があった。30代の前半でようやく明治大学の教員になったころある経営者と雑談していて「いずれは文科大臣をやりたいと思っているんです」と言ったとき、「ははは、バカを言ってはいけない」と一笑に付されたのだ。
まだ若かった齋藤氏は平静を装っていたものの心の中では、「よくも言ったな!絶対に目にもの見せてやる」と瞬時に自分のパッションに火をつけたと述懐している。そしていまでも自分が文科大臣に一番近くていい男だろうと思っているようだ。
若い頃バカにされたことを長年の怨念のようなものに変えて心に抱いていたからこそ、その後の大きな仕事(ベストセラーの連発)につながっているともいえそうだ。怨念で思い出したが、人気推理作家の森村誠一氏もはっきりと、若いころ味わった怨念をエネルギーにして作品を書き続けてきたと以前語っていた。
とはいっても、もともとある程度の才能と根性がなければ、怨念もエネルギーに変換して気持ちを燃やし続けることは難しいだろうが。まあ、世の中には結果を出せないでそこそ妥協しながら生きている人の方が大多数なんですね。
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