ちょっとマンネリですが・・・

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「三」が導き出す合理化の思考法。

2011年04月23日 | Weblog

「ブレない生き方」齋藤孝著より。

(前日のつづき)
同じく千葉周作の合理的コーチングについて述べられている部分にあったフレーズだ。彼の合理化の象徴は「三」という数字にあった。

彼の遺した「兵法」(=今のマニュアル)では「三」が多用されていたという。たとえば、構えは「上中下」、突きも三つ、間合いも三つ・・・など。

また「剣道の極意は、心気力の三つ」とも言ったそうだ。これが一つだけだと、これだけやっていればいいと単純になって、成長もなくなる。二つならあれかこれかで迷いが起こり、それだけで満足して次のものを求める意欲も欠けてしまうという。

三つに絞るのは合理的らしい。齋藤氏も授業では「三」を意識しているようだ。「大事なことはこの一つ」といえば、学んでいる側が物足りなく感じるようだ。また5や10だと頭に入りにくくなってしまうからでもあった。

企画書などもまず、大事なことを三つ箇条書きにしてみるのもいいらしい。報告書も同様に三カ条で仕上げるとわかりやすいという。今日やるべきことも3つぐらいなら覚えていられるかも。それ以上となると書いておかねば・・・


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