『お客さまの「特別」になる方法』小阪祐司著より。
ここでの表題は「ブログやツイッターを利用する」となっていた。顧客とのコミュニケーションとして、小阪氏の知る多くの企業が使っていたのがブログやツイッターだった。絆が出来上がったお客さんは、その人が書く自己開示型ブログが気になって小まめにアクセスするという。
ここに、あるサプリメントメーカーの社長のブログについて述べられた個所があった。その社長は趣味のマラソン日記をブログで公開していた。話題はマラソンのことばかりで会社の話や商品に関する話はほとんど出てこないが、取引先の人によく読まれていたという。
この社長が商談で訪問しても、相手からマラソンの話を振ってくるようだ。そこからマラソンの交流が始まり、ホノルルマラソンに一緒に参加する人まで現れたという。これはすごい絆だと思える。
さて、上記フレーズにあげた「・・・ペーパーメディアの方がいい」というのは、ブログやツイッターと比較してということだった。つまりニューズレターなどのペーパーメディアの方がいいと感じている人が多いらしい。
当然ながら、紙媒体ならわざわざパソコンを開いてアクセスする必要もないから、お手軽、お気軽とも思える。また場所がどこでも、また好きな時に眺め、読めるものでもある。
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