ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

動機を持っていると、積極的にアイデアを生み出す優れた人間に変身してしまう。

2012年08月04日 | Weblog
「凡人の逆襲」神田昌典・平秀信著より。

ここでの小タイトルは、“凡人がトップ5%になるための条件”となっていた。平さんはサラリーマン生活を22年間していた。その後独立して住宅販売会社の社長になり、トップ5%になっているという。つまり成功したのだ。

この5%という考え方は、会社で100人の従業員がいたとして、5人だけが出世し、残りの95人がその出世の土台になっているという意味でもあった。たとえば年収1000万円以上が5人、残り95人が平均400万円ということだ。まあ、会社の役員のことを頭に思い描けばそんな感じかもしれない。

ビジネスもトップ5%に人のために、残り95%の凡人が汗水たらして働いているということになる。頭のいい人間は常にトップにいるのだろうか。筆者は成功するための動機はお金よりむしろ心意気だともいう。

「動機」とはここでは、「行動を決める直接の原因」だという。ただたんに儲けようとして仕事をするだけでは駄目だったのだ。その仕事を通じて、世の中にどんな大きな幸せをもたらそうと考えているかという意味でもあった。

平さんは「給料の少ない若い世代の夫婦でも買える、安くて、いい家を建てたい」というのが動機だった。ある意味ポリシーなのだろう。そう思えばこそ、決して手抜きはできない。

もし、メーカーの営業マンだったら、その商品を通じてお客さんが幸せや満足感を得られるかどうかをまず考えるべきなのだろう。安い価格でとりあえず売れればいいという考え方では長続きはしなそうだ。


コメントを投稿