「ブレない生き方」齋藤孝著より。
この身軽さで一生を生きた人物は江戸時代の平賀源内だった。彼には「人を呼ぶマルチな発想をプロデュース力」があったようだ。彼はいったい何をしたのだろうか。
ここに簡単な略歴があった。エレキテルなどの発明家、本草学者、事業家、西洋画家、陶芸家、コピーライター、イベントプロデューサー(物産展の開催)、鉱山開発者・・・と実にいろいろな顔を持っていた。
江戸時代のマルチプロデューサー兼マルチタレントだった。とくに有名なのは、夏にウナギを食べる習慣は「本日土用丑の日」というキャッチコピーだろう。
齋藤氏が秋元康さんと対談した時に「成功だけを求めてはダメ」という言葉が印象的だったようだ。秋元さんには大ヒットはいくつもあるが、その何百倍の失敗があるということだった。
失敗したものは、結果的に知られないだけのことだった。失敗を恐れずにチャレンジし続けるという「身軽さ」こそが大事なことのようだ。あまりこだわり過ぎない、という生き方もあったのだ・・・なぁ。
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