ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

選ばれるカギは「意味のあるムダ」にあり。

2008年04月07日 | Weblog
「プレジデント」2008.3.31号より。

これは“百貨店再編成時代”というコーナーにあったサブタイトルのようなものだった。4月1日には老舗の三越と伊勢丹が経営統合された。そして数週間にわたる記念セールが行われている。

しかし、消費者からみれば何も変わったとも思えない。ただ企業の業績上の損得で一緒に経営していこうということなのだろう。伊勢丹は新宿本店だけは飛びぬけて業績はいいが地方はそれほどかんばしくはない(と言われている)。

老舗の三越は年配者にはウケがいいかもしれないが、若者には人気がイマイチという感じもする。この統合の主導権は当然ながら伊勢丹が握って重要ポストはほとんど抑えているようだ。今後伝統のある三越が伊勢丹によってどう変わっていくのか興味深いところでもあるな。

さて、ここには百貨店に必要なのは無駄だという意見もあった。逆にいえば効率を最優先にした店は百貨店とは言えないということになる。無駄とは表現を変えればゆとりや余裕ともとらえられる。無駄な空間、無駄な時間などは実に贅沢なものだとわかる。

かつて(バブル景気以前)は、どの百貨店の上の方のフロアーには文化催事を催すスペースや美術館があった。しかし、今ではそのほとんどが効率を考え売場へと変化している。

スペースも必要な家具売場も狭くなっている百貨店もある。しかし、やはりいろいろな面で無駄(余裕)がないと、お客さんもゆったりと楽しい時間を過ごせないのかもしれない・・・な~。

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