「筋を通せば道は開ける」齋藤孝著より。
この本のサブタイトルは“フランクリンに学ぶ人生の習慣”となっていた。ということで、『フランクリン自伝』から学べることを齋藤氏流に述べたものだ。
ふだんなかなか「徳」ということについて考えることはない。むしろビジネスにしても日常生活でも損得の方を考えてしまうのではないだろうか。
フランクリンは、「徳」を日常を豊かに生きる上で欠かせない、個別具体的なアイテムであると解釈していたと、齋藤氏はいう。誠実な仕事とは社会に尽くすことで、それが「徳」をマスターすることと直結していたのだ。
だからこそ、実生活の中で「徳」を習慣化することは大事だという。それを身につけるには、反復練習しかなかった。その結果として、人から信用を得られ、ビジネスもうまくいくということだった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます