お客さんは海洋生物にはさほど関心がないのだ。
「相鉄瓦版」2015.12月号より。
これは、さまざまな水族館をプロデュースしてきた中村元さんの言葉だった。実際に水族館の職員は、大学で海洋学や水産学を学んだ魚が大好きな人たちばかりだったという。
だから、水族館は子供向けの教育施設としてとらえていて、展示のことにはさほど関心を持っていたかったそうだ。しかし、氏はそんなところに次第に違和感を持つようになっていた。
水族館でのお客さんの動向を調べてみると、一番最初の水槽こそ凝視するものの順路の後半になるほど興味を失っていくらしい。3秒以上見ている水槽は全体の半分以下だったそうだ。
結局お客さんは、海洋生物にはさほど関心がなかったのだ。大事なのは、水の動きや自然の見せ方だったようだ。そこで、ヒントになったのが、ミュージカルでの照明の当て方だったそうだ。意外なところにヒントがあるものだ!
青い海水を感じさせるために二重三重の証明を使って工夫するという。制約の中でさまざまな創意工夫が、見る側に迫力を感じさせるものとなっていたのだ。ここでのタイトルは「水族館の輝かせ方」とあった。
関係ないが、最後のプロフィールの部分に、東京コミュニケーションアート専門学校の教育顧問ともあったが、このカタカナ部分を見て、“アートでコミュニケーション”ができたらいいな~と思った次第!
「相鉄瓦版」2015.12月号より。
これは、さまざまな水族館をプロデュースしてきた中村元さんの言葉だった。実際に水族館の職員は、大学で海洋学や水産学を学んだ魚が大好きな人たちばかりだったという。
だから、水族館は子供向けの教育施設としてとらえていて、展示のことにはさほど関心を持っていたかったそうだ。しかし、氏はそんなところに次第に違和感を持つようになっていた。
水族館でのお客さんの動向を調べてみると、一番最初の水槽こそ凝視するものの順路の後半になるほど興味を失っていくらしい。3秒以上見ている水槽は全体の半分以下だったそうだ。
結局お客さんは、海洋生物にはさほど関心がなかったのだ。大事なのは、水の動きや自然の見せ方だったようだ。そこで、ヒントになったのが、ミュージカルでの照明の当て方だったそうだ。意外なところにヒントがあるものだ!
青い海水を感じさせるために二重三重の証明を使って工夫するという。制約の中でさまざまな創意工夫が、見る側に迫力を感じさせるものとなっていたのだ。ここでのタイトルは「水族館の輝かせ方」とあった。
関係ないが、最後のプロフィールの部分に、東京コミュニケーションアート専門学校の教育顧問ともあったが、このカタカナ部分を見て、“アートでコミュニケーション”ができたらいいな~と思った次第!