ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

和田はNHKでは深刻なドラマを撮っているときもいつも周りを笑わせていた。

2015年07月23日 | Weblog
和田はNHKでは深刻なドラマを撮っているときもいつも周りを笑わせていた。

「知られざる王国NHK」大下英治著より。

和田とはかつての有名な演出家だ。豪快な笑いは今でも思い出す。とにかく駄じゃれが大好きで、ほとんどどんな時でも連発するから、それが自身のスタイルとなっていったのだ。

和田は、役者に一度頭に入ったストーリーを忘れてもらいたい気持から、駄じゃれを連発して笑わせていたのだった。すごいことができる人だ。それが演出だった。

「・・・さんまも、タモリもたけしも神経がある。フジテレビは神経御三家をうまくつかっている」と述べていた。面白い表現でもあった。

NHKを退職した和田にフジテレビ側から、「今年のNHKの紅白の裏番組をやってみたらどうですか」と言われたのだ。さすがにそれは引き受けなかったが、「それが私のいう神経です」といって笑いを誘ったらしい。