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一般的に言う「努力」など、その名に値しない。

2014年12月19日 | Weblog
一般的に言う「努力」など、その名に値しない。

「憂鬱でなければ、仕事じゃない」見城徹・藤田晋著より。

努力を評価するのは、常に他人だということを再度認識する必要がありそうだ。見城氏にとっては、「努力」とは、それは圧倒的なものになって、初めて「努力」と言えるそうだ。

それは、人が足元にもおよばないほど、行った凄まじい努力のことを意味していた。氏は20代のころ憧れていた石原慎太郎さんと仕事をしたかったという。

そこで、見城氏は「太陽の季節」と「処刑の部屋」の全文を暗記し、初対面の時、石原さんの前で暗唱したという。こんなことは誰にもできない、また考えたりもしないことだろう。

すると、石原さんは「わかった、もういい。お前とは仕事をするよ」と言って苦笑したそうだ。つまり圧倒的努力は、いつか必ず実を結ぶと信じていたのだ。努力とは並みの人間ができないことをやってしまうことだった。

しかも、石原さんは見城氏が会社を作ったばかりの頃、「もしも、まだ俺が君の役に立つなら、何でもやるぞ」とまで言ってくれたそうだ。その後大ミリオンセラー「弟」が誕生している。かなり前に読んだが、迫力を感じた一冊だった。