ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「退屈力」・・・それがセカンドライフを豊かにするキーワードになる。

2012年09月02日 | Weblog
「退屈力」齋藤孝著より。

筆者がこの「退屈力」という言葉をつくった理由のひとつには、定年後を豊かに過ごすということも念頭になったからだという。確かに、現役時代を退けば、何をメインに過ごすかは重要なことになる。

何もしなくても、時間だけはどんどんと過ぎてしまう。人によっては、勤務していた時よりも充実した時間を過ごしているという人もいるようだが、それは多数派ではないだろう。

齋藤氏は社会人を対象にしたセミナーも行っているそうだ。そこでは、組織のトップにいた人も出席していて、仕事の話をしたがるプライドの高い人もいるようだ。確かに会社では尊敬されてはいただろうが、そこでは、むしろそういう人は浮いてしまうらしい。

むしろ主婦や働いていた女性のほうが、圧倒的に教養があるという。会社では要職に就いていた人でも、現役時代の仕事の話など誰も聞きたくはないだろう。美術館や映画、演劇など幅広く楽しめればいいのだろうが。

現役の頃は、さまざまなことで、結果を出すことが優先されていた。競争もあった。しかし、それがなくなった場合何をモチベーションに過ごせば有意義な時間を過ごせるのだろう。実りあるセカンドライフを過ごしたいもの。