ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「普通のサラリーマン人生」というのが、猛烈な勢いで縮小していっている。

2012年05月30日 | Weblog
「年収300万円時代を生き抜く経済学」森永卓郎著より。

かつてベストセラーになった本をたまたまブックオフで見かけたので読んでみた。この本の帯には“弱肉強食時代を生き抜く生活防衛術”とあった。ちょっと参考になりそうだと思った次第。

136ページには次のようにあった。「いまやすでに、大学や高校を卒業したあと、新卒で就職して、一つの会社に3年続けて勤務する人は、統計上でも4割を切っているのだ」と。

ということは6割以上の人が3年以内に辞めてしまうのだろうか。ちょっと驚きだった。いったん就職したら、一つの会社または組織に数10年にわたって勤務するのがかつては「普通のサラリーマン人生」だと思っていたものだ。

正社員の雇用機会が縮小して、パート、派遣社員、アルバイト、フリーターなどが増えていくということだった。今後はこのような労働形態の人がもっと増えていくようだ。

ということは、もし新卒で就職して定年まで同じ会社で勤められればラッキーな方だろうか。あるいは、ほかにこれといって能力もなく、ほかに転職もできずに、長年そこに留まざるを得なかったとも言えそうだが。

正社員になれなかったといっても、今後はそれが必ずしも「負け組」とは言えないと森永氏は指摘していた。それは従来の働き方とは違った新しい価値観を築いていく可能性もあるからだった。う~む・・・