「自分を活かす極意」齋藤孝著より。
もしかしたら、このフレーズはかなり前にも別の本を読んだ時、とりあげたかもしれないが、またまた気になったので、忘れないために記しておこうと思った次第。
で、ここではいったい何がポイントかといえば、具体的なかたちにする努力をしているか、ということだった。それをまず確認する必要があった。
作家になりたいという人がいたら、その時点でいくつもの作品を書き上げていなければならないという意味だった。たとえ、どんなにすばらしい才能があったとしても、それを具体的なかたちにしていなければお話にならない。
また、日々の仕事でのアイデアもそうだ。まずそれを人に見える形にしてあるかどうか。すぐれたビジネスプランも、誰でも口に出すことはできる。しかし最低限、企画書に書いていなければ意味がないのだろう。
芽が出る最低条件は「種を蒔くこと」だった。少しでも前進するためには、意外にそのことを、忘れていたりするかもしれないな。