「トッププロデューサーの仕事術」梶山寿子著より。
これはある映画プロデューサーについて述べられている個所にあったフレーズだが、そこでのポイントは「マーケティングを優先させるか、クリエイティブを優先させるか」ということだった。
映画ではクリエイティブが優先されるべきだった。テレビでヒットした作品ややベストセラー本を映画化すればそこそこのヒットは望めるだろう。しかし、大ヒットはなかなか難しい。今までなかった作品だからこそ予想外のヒットとなることもある。
一般の仕事でも同様なことは言えそうだ。たとえば客商売でいつも同じようなお客さんだけをターゲットにしてれば、ある程度の売上げは確保できるかもしれない。しかし、それだけではいずれ衰退してしまう。
そこで大事なのはリスクを負ってでも新規開拓を行い、新しい顧客の開発に勤める必要が出てくる。仕事も同じような繰り返しばかりしていれば、やがえてマンネリに陥ってしまうものだ。また面白くもないだろうな。