ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

制限されることで、思考は進む・・・

2010年02月28日 | Weblog
「考える力」齋藤孝著より。

つまりこれが、「考える」力を集中させる秘訣だと齋藤氏はいう。もし作文でも、なんでもいいから書いてみなさいと言われたら、逆にいったい何を書いたらいいか迷ってしまうもの。

これは小中学生のころの作文や読書感想文を書いたときにも感じたものだった。ところが、具体的に課題を出されれば、それに向かってなら書きやすかったものだ。

筆者はよくできたゲームは制限がしっかりしているという。その一例として野球のルールを上げていた。タッチアップというプレーは、野手がボールを捕ってからでないと、ランナーは塁を離れてはいけないと細かく決められている。だからこそ、ゲームはスリリングでより面白くなっている。

アイデアを考える場合も、自分で事前にしっかりと課題を考えておけば集中して考えられる。漠然としたテーマだと考えも拡散してしまう。いきなり川柳を作ってみなさい、といわれるよりも「社内コミュニケーションについて」などとテーマがあれば、それに向けてなら考えられよう。

ということは、、アイデアを出すためには、いかに自分で課題を設定できるかどうかがちょっとしたポイントになることが分かってくるな。「制限される」とは、課題設定ということでもあったのだろう。