ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「彼がクスッと笑ったり、ウッとうなったりするのがすごく大事・・・」

2009年06月11日 | Weblog
ホームページ「ドラク」“ひとインタビュー”より。

ここでは「炎の人」ゴッホに挑戦する市村正親さんのインタビューがあった。(今日発行の「R25」のインタビュー記事も市村さんだった)。その役作りのため減量だけでなく、実際に油絵を何枚も描いたという。そして描くことでがぜん親近感がわいてきたようだ。役者魂さえ感じさせる。

さて、上記の「彼」とは演出家の蜷川幸雄さんのことだった。市村さんの演じる上でのこだわりとして、演出家と楽しく仕事をすることだと述べていた。ここでの演出家は監督に近い絶対的な存在だろう。

とにかく、蜷川さんの興味や感情を揺さぶることが芝居の第一歩だと考えている。というのも「おれを驚かせてくれよ。そうでないとお客さんだって楽しめないよ」と蜷川さんが言っていたからでもあった。

これも一般の仕事にも当てはまりそうだ。新製品を発売する場合もある程度市場調査で、いい結果が表れなければ発売後その商品がヒットするかどうかは怪しいからだ。まずは、事前にウケることが大事だろう。いま流行りのお笑いだって、厳選され十分に練られたネタでなければ、一般大衆にウケるわけがないな。