ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

広告はまず、人を驚かさないと気付いてもらえない・・・

2009年02月27日 | Weblog
「Pen」2009.3.1号より。

当たり前すぎる広告だと印象に残らない。気づいてもらえなければ、もしかしたら無駄になるかもしれない。テレビのCMも面白ければ見てくれるもの。15秒は短いようだが、それだけでいろいろなイメージをあたえることができる。

佐々木宏さんは独立しているが、クリエイティブ・ディレクターをしている。佐々木さんはどうでもいいCMが流れると、情けなくなるとも語る。観た人に対して「キレイだな、カッコいいな、面白い!」などの印象を残せないと、本当に申し訳ないという。

そして、彼の作るCMはさすがに印象に残っている。たとえば、ソフトバンクのホワイトプランで白犬がお父さんという設定の一連の「ホワイト家族」シリーズだ。毎回あのお父さん(白犬)は、どんな動きで何を喋るのだろうかと興味深い。

また、江崎グリコの「サザエさんの25年後」を描いた「オトナグリコ」のCM。サザエさんはもともと国民的な漫画だという前提で作られている。カツオ36歳、タラちゃん28歳、イクラちゃん26歳。「あ、大人になってる。」というところが新鮮に映る。

さらに、サントリーのコーヒー飲料のBOSSのCMでは「働く男の相棒」をテーマにしている。アメリカの俳優、トミー・リー・ジョーンズの日本のさまざまな現場で働いている設定だ。その本人が真剣な表情ほど面白く感じられる。

やはり広告もCMもこんなふうに、意表をついてくれないと面白く感じないか・・・な。それを発想する現場の方はかなり苦しかったり、厳しいとは思うが。