ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

部下の“喜びのバロメーター”・・・

2008年12月09日 | Weblog
「プレジデント」2008.12.1号より。

『「人がついてくる人、こない人」の行動心理学』という部分で、上司がどう部下に接するかについて述べられていた。この中で上司が常に頭の中に置いておくべきフレーズというものがあった。それは「ほめる」「しかる」「指示する」「励ます」という一見すると誰もが既にやっていることにも思える。

そこで、「ほめる」を例にとってみよう。「営業成績がトップか、やったな」「すごいぞ、新規顧客を3件も獲得してくるなんて」というような抽象的な言葉で成果をほめるだけではダメらしい。結局、そこでは部下の“喜びのバロメーター”は100%に達することはないのだ。そして、次の行動にもつながることはない。

ここで大切なことは、成果に至った具体的行動のプロセスをほめることだったのだ。半年前、一年前の行動と比較して改善された点をほめることで、「いつも上司は自分を見てくれている」という信頼もできるようだ。

部下の信頼を得るための会話の例があった。部下が半期の目標を達成したとき。→「めげずに何度もクライアントのところに通った成果だね」。新規の顧客獲得に成功した部下に対して。→「考え抜いたプレゼンがよかったんだね。私も思いつかないアイデアだったよ」など。

「しかる」時には、次に何をしたらよいのか、具体的な改善行動を示すことがポイントだった。「たとえば~~」に続く具体案の引出しを数多く持っているかどうかで、人がついてくるかどうかは計れるという。(気合いだけでは信用できないということ・・・かな。)