ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人は一生ごみと切っても切れない道連れ・・・

2007年11月05日 | Weblog
「包む」幸田文著より。

まず、庭ゴミについて触れていた。木の葉、花びら、小枝、むしった雑草・・・これら植物のゴミがたまっていてもさほどきたない感じでも、見苦しいものではない、と述べていた。そういえば、こう言われる前まではそんなことも気に留めなかった。

実際、時どき庭ゴミをまとめて置いたりはしているが、急いで出してしまわねばと思うことはなかった。それは腐敗して悪臭を放つわけでもないからだろう。枯れ葉などはそのまま腐葉土となって土の栄養分として自然にかえってくれる。

ところが、人の生活にくっついて出る生ゴミなどは、早めに自分の目に入る場所から遠ざけたいと思うもの。とくに台所で水分を含んだものはゴミ箱に入っているだけでも嫌なものだ。かつて数年間だけはコンポスターなどをつかって肥料にしたことはあったが、いまではそのまま生ゴミとして指定日に出す方が楽になってしまった。

ゴミとは言っても当然はじめからゴミであったわけではない。何かの不要になった部分の集まりだろう。野菜や果物の皮や根っこや葉だったり。切ったばかりのときにはまだ決してきたないものではない。しかし、調理したり加工した食品などは腐敗するのは早い。そんな時にごみはきたないと感じるのだろう。

と、こんなことを書いている自分も、もうそろそろ粗大ごみになっているのかもしれない。ゴミと道連れか・・・、なんだかわかる気もするが・・・

蛇足

生ゴミなど燃やせるゴミといえば、地元の焼却場ではその熱を使って公共の室内温水プールの施設に利用している。私もたまにそのプールに行くことはあるが、ゴミももっといろいろと身近で有効利用できればいいんだがな~