ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

客は入場料の値上げには敏感だが、・・・

2007年10月05日 | Weblog
「エッシャーに魅せられた男たち」野地秩嘉著より。

エッシャーの作品については実際にウェブサイトや図録で確認して驚いていただくとして、ここではまた作品とは直接関係ないことを書いてしまおうと思う。

それは上記フレーズに取り上げたことだった。そのあとには「~弁当や土産物には、えてして財布のひもをゆるめやすいものなのだ。」とあった。ここまでくると、ほとんどの人が似たような経験があるのではないだろうか。

たとえば旅行費用が安いからと思って出かけたら、思いのほか土産ものを買い過ぎてしまったとか。高いオプショナルツアーに参加してしまったとか。贅沢なランチやディナーを食べ過ぎたとか・・・。消費者側からみれば、セールで安く買えた!と思っても結局それをほとんど身に着けなかったり。(安物買いの銭失いともちょっと似ているかも。)

実際、たまに美術展の招待券とか割引券を手にすることもある。しかし、その帰り際にまた図録や関連図書などを購入してしまったこともしばしばだ。映画館で割安で観た帰りにも余計なパンフレットやポスターなど記念グッズを買ったりしてしまう。

ベテランのイベントプロデューサーなどは、入場料を100円高くするよりも、その金額は抑えておいて会場で500円の弁当を売った方がはるかに儲かると考えているようだ。そういえば、飲み屋などでもビールや酒の値段は抑えておいて、結局は肴やつまみで儲けるというのとも同じようなものかな・・・