ヒゴタイの花と肥後牛★うさくま家の夏休み（９）★

前回の旅記事の続きです。

昔、先代犬のアイちゃんと一緒に来たことがありますが、その時はお天気が悪くて
霧もかかっていたので、こんなに広いところだとは思いませんでした。

ここは前回記事のキャンプ場からそう遠くないところにあるヒゴタイ公園（熊本県熊本県阿蘇郡産山村）。
遠くに点々と白く見えるのは刈り取った牧草を詰めた大きな袋です。

ルリ玉アザミにとてもよく似ていますね。でもこれはヒゴタイの花なんですよ。

ヒゴタイは中国大陸原産のキク科の多年草で、かっては西日本に広く分布していたそうですが
現在では生息地域も限られ、環境省レッドデータブックに入っていて絶滅が心配されている
植物だと言うことです。
ルリ玉アザミは欧州原産でキク科エキノプス属の園芸品種で、葉の形状が違うということを
帰ってきてから知ったのですが、葉を大きく写した写真がなくてごめんなさい。

※ルリ玉アザミの葉は柔らかく、葉縁に切れ込みのある羽状全裂で、葉裏には
　　薄い色をした綿毛が生えているが、ヒゴタイは葉が硬く葉縁に短い刺がある。

ヒゴタイ公園ではほかにも様々なお花が咲いていました。
これはオミナエシ。今回の旅行ではあちこちでよく見かけました。

トラノオ

ミソハギ

マツムシソウ

ワレモコウ

カワラナデシコ

ツイッター用の写真を撮るくま。暑いね、正ちゃん。

木蔭で休憩。正ちゃんに話かけるくま。「暑いなあ、正。大丈夫かあ？」

公園内の渓流でちょっと涼みます。

渓流の近くでフシグロセンノウが咲いていました。
このフシグロセンノウとマツムシソウ、トラノオは野に咲いているのは初めて見たので
うさぎはちょっと感動してしまいました。

バテているくま。旅行に出る前２日間、庭の雑草抜きをしたので腰が痛いの足が痛いのと・・・
それに加えて昨夜車中泊で正ちゃんがどーんと寝ていたので、よけて寝たら首がどうのこうのと・・・

今回の休み、あまりに暑かったので、うさぎはくまに庭のことは何も頼んでいないのですが。
だいたい、草取りで腰はわかりますが、なんで足が痛くなるのか不思議。
どういう体勢でやったんだろう？なにしろツイッターして左親指が痛くなるという人なので（笑）

一方心配した正ちゃんのほうは、渓流の冷たい水に浸かって涼しくなったのか元気に車まで戻りました。

　　　　　　　　　　　　　

ここには少し下流のほうにキャンプ村もあって、昔、冬にバンガローに泊まったことがあります。
寒かったけど、星空が素晴らしかった。ああ、そうだ、あの時泊まって何をしたかと言うと・・・
そこで一晩かけて、たまっていた写真の整理をしたのでした。
こんなとこまで、わざわざ段ボールいっぱいの写真を持ってきて。まったく変なふたりですね。
まだ正ちゃんもいなくて、デジカメも持ってなかった頃の話です。
そのころからこのあたりをウロウロしていたんだなあ・・・（笑）

もう少し涼しければ、もっとゆっくりしたかったのですが、気温もぐんぐん上がってきたので、
ヒゴタイ公園を後にしました。ちょうど見ごろのヒゴタイといろいろなお花に出会えて
大満足のうさぎでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ヒゴタイ公園　入園料３００円
                                              　　　花の名前は産山村ホームページより

ヒゴタイ公園から瀬の本へ出ようとして、ちょっと道を間違え牛が放牧してあるところへ出ました。
肥後の赤牛。近づくととても大きくて圧倒されるようでした。でもおとなしかったです。

イヤリングたくさんつけていますよ～

お母さんの名前はりんどうなのね。

草原再生と書いてあります。　うん、素晴らしい阿蘇の草原、大切にしたいですね。

瀬の本へ向かっていると・・・
ひゃっ！
正面から大きな黒い牛が猛スピードで車に・・・
わわわわ～～っ・・・・・

ああ、びっくりしたあ～　ぶつかるかと思いました。
急いでカメラを出しましたが、間に合わず、これは走り去っていく牛の後ろ姿。
どこかの牛舎か放牧の柵の隙間から逃げ出してきたのでしょうか。
牛さん、どこへ行くのでしょうね。

 うさくま家の旅は続きます。　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回をお楽しみに　　　　　　　　　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また明日も遊びに来てくださいね～

 　 　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　      　　       　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

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