毎年植えているツタンカーメンの豆。
まだもう少し中の豆を大きくしてからと思っているうちに、このところの気温上昇で
一気に収穫時期となっているのに昨日気がつきました。あわてて収穫。
すでに少し硬くなってしまっているものもあってちょっとがっかりでしたが、大部分は何とかぎりぎりセーフ。
このように初めは濃い紫色の鞘。表面に透けるように緑色が出てきたら収穫時です。
鞘の外側は紫色ですが、中の豆は普通のエンドウ豆と同じように緑色です。
ツタンカーメンのエンドウは、1922年、英国の考古学者ハワード・カーターによって発掘された
ツタンカーメン王墓の副葬品の中から発見され、持ち帰ったカーター氏が、発芽、栽培に成功し、
その後、数カ国に渡ったそうです。日本にはアメリカから送られてきて、主として小学校など
学校関係で栽培されて広まったということです。
日本で栽培されている種とは異なり、古代エジプト産で、エンドウの原種と思われるとのこと
ですが・・・
古代ロマンを感じるこのお話ですが、えんどう豆の種子が発芽できるのは2~3年と
言われているため、実は疑問視する声もあるそうです。
でもまあ、そんなことはともかくとして、何といってもお花が魅力的ですし、それにこの
ツタンカーメンの豆ごはん、とっても楽しいんですよ。
ツタンカーメンのエンドウ豆を使って炊いた豆ご飯。炊きたての時。
保温して5時間後。うっすらピンクの桜餅色。
翌朝。もう完全にお赤飯ですね。味もお赤飯ぽいです。
と、いうわけで、これをお見せしたくてアップが遅れました~
サボリではありませんからね(笑)
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さてうさぎガーデンではスイセンノウの花が咲き始めました。
別名、フランネル草。こちらの名前のほうが好きでいつもこちらを使っています。
南ヨーロッパ原産・ナデシコ科・常緑多年草(秋まき一年草扱い)
乾燥がひどいうさぎガーデンでも、こぼれダネで毎年よく咲いてくれます。
八重や白もあるようなので、そのうち手に入れたいと思っています。
ちょっと変わり種もご紹介。
北の通路のラン。シンビジウムの仲間ではないかと思いますが、
鉢植えだったのを地植えしてもう十数年。放りっぱなしで毎年何もせずに冬を越して花をつけます。
パーゼリア(ブルニア科・ベルゼリア属)の花です。 南アフリカ原産の常緑低木。
スギに似た雰囲気ですが、なんと植物的にはバラに近いんだそうです。
衝動買いしたものの植える場所がなくて、鉢植えにして「南の庭」に置いています。
写真撮り忘れましたが、白いお花が咲く前の緑の丸いボンボンもとても可愛かったです。
南の方から来た植物はみんな元気なうさぎガーデンです。
< 今日の正ちゃん >
ゴールデンウィークのスナップ。海辺のお散歩で風に吹かれて。
最近正ちゃんがいっしょに朝晩のお散歩に行ってくれないので、くまは、すっかりいじけています。
行くときもうさぎに再々促されて仕方なく出かける正ちゃんです。いったいどうしちゃったんでしょうね。
うさぎも一緒に行く時はさっと行くんですよ。すっかりママリン子になってしまいました。
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