座敷わらし犬とうさぎガーデン

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心を癒す大きな木 / 峠の犬その後

2013-01-05 18:34:17 | お散歩

ちゃんのお散歩コースの途中にある大きなクスノキ

小さな神社の境内にある木です。

             

神社の境内には大きな木が残されていることが多いので、出かけた先でもよく神社には
立ち寄りますが、うさくま家の近くにもこんなに大きな木があります。
このところずっと気分が滅入っていたので、いつもは行かないこの神社に
ちゃんのお散歩のついでに寄ってみました。

長い年月そこに立ち続けて、時の移り変わりを見てきた大きな木は、眺めているだけで、
ただ、そばにいるだけでなんだか心が慰められます。

             

昨年末ご紹介した峠で暮らすわんこの件で、昨日、保健所に行ってきました。
ブログでお知り合いになったkさんと一緒です。kさんも保護犬と暮らしておられます。
kさんは、あきらめたうさぎに代わって年末からずっと、隣の市から毎日峠に通って下さっているのです。

保健所で新たにわかったことは、11月ごろに4匹の仔犬が捕獲され、現在は病気(疥癬)の
治療などをして一時預かりされているかたのところにいるとのことでした。
うさぎが見た親わんこのケガのことを問いただすと、保健所が言うには、
捕獲には捕獲器を使っていて、ケガはさせていないということでした。
捕獲器も見せてもらいましたが、イノシシ猟のワナのような檻でした。
あれでは警戒してとても入りそうにないので、役には立ちそうにありません。

今、kさんが毎日峠に通って慣れさせようとしているので、手を出さないで欲しいということと、
もし保健所が捕まえた場合には、必ず連絡をしてもらうことを約束してもらい、
その後、kさんといっしょに峠へ向かいました。

わんちゃんは、疥癬がひどくなってはいましたが元気で、もう少しのところまでは近づいてくるのですが、
やはり、捕まえることはできませんでした。
途中で、kさんのご主人も来られて、いっしょにわんちゃんの様子を見ていたら、
軽トラックが一台停まり、ひとりのおじさんが「おう、お前生きとったか」と言って降りて来られました。
そのおじさんもわんこのことを気にかけてくれていて、いつも通る時におやつをあげてくれていたようで、
わんこは少しうれしそうに近づきましたが、やはり捕まえるには至りませんでした。
たくさんの方が心配しているのにどうすることもできずに、こんなに時間が経ってしまったのです。

そんなわけでまた日を改めて、人を集めて捕まえることになりました。
毎年1月末の大寒のころには、また寒さが厳しくなって雪も降りますし、
これ以上身体が弱らないうちに保護して疥癬の治療も急がなくてはなりません。
kさんもお勤めを始められる予定があるので、保護を急いでおられますが、
急なことで人手も足らず、やはり捕まえるのはどう考えても相当難しく、とても心配です。
準備はほとんどkさんが進めてくださっていて、本当に頭が下がります。
わんこの保護活動は、kさんのような強い精神力と行動力がなくてはやれないのだと改めて痛感しました。

へたれなうさぎは、もう、昨年末から落ち込みっぱなしで、そのせいで体調まで悪くなる始末。
昨日も峠から帰ってきたら寝込んでしまい、もう考えるだけで涙、涙で、本当に情けない状態です。
せめてなんとか捕獲のお手伝いだけでもがんばりたいと、気持ちを切り替えるよう努力しています。
チャンスは、1回限りです。
それを失敗すると、もうどうなるかわかりません。うまくいくことを願うばかりです。

大きなクスノキのある神社からさらに行くと水仙が群生しているところがあります。

今年は寒いので、まだほとんどが蕾ですが、チラホラ咲いているお花もありました。

八重咲きの水仙です。かすかによい香りがしました。

坂道を下る途中で、うさぎがチラつかせたジャーキー目当てに、仕方なくモデルさんをするちゃん。
後ろで白く光っているところは海です。そのずっと向こうにはあのわんちゃんがいる山があります。

             

ちゃんも捨てられていたわんこですが、うさくま家にどれほどたくさんの幸せをもたらしてくれたことか。
このブログをご覧になっている方はきっとよくご存じだと思います。あの峠のわんちゃんもきっと
そうなれるはずなんです。一日も早い保護を願ってやみません。

                 

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コメント (10)
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