EVERNEW(東京)。1923年(大正12)創業、創業者:岩井新蔵。
現在でも登山用品をはじめアウトドア用品を数多く扱う「㈱エバニュー」。
戦後、1960年代におこった登山ブームにのって、スイスのベント社のピッケルを模範に造った国産ピッケル。
刻印もベントに習い、二重楕円にEVERNEW, MADE IN TOKYOと打たれている。
当時のカタログでは単に「1号」とのみ表記され、材質は炭素鋼(フィンガー特殊溶接)となっている。
今回、ご紹介するヴィンテージピッケル・EVERNEW 1号は1960年製と思われます。
材質については炭素鋼ではなくニッケルクロム鋼かもしれません。
全長84.5cm、ヘッド21.0cm、重量580g。
破損もほぼ無い状態で、ヴィンテージピッケルとしては非常に良い状態です。
現代のそれとは全く違うヴィンテージピッケル。
機械による大量生産品とは違い、当時の職人たちが一品一品 HAND MADEにより造り上げた逸品です。
EVERNEW 1号/1960年: 価格応談