福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

3日間の千葉市こどものまちCBTが始まりました!

2016年08月26日 | 子育て子育ち


開会の30分前からこんな行列ができました。
ここはきぼーる1階の広場です。
そうです。
今日から千葉市こどものまちCBTが3日間にわたって繰り広げられます。

2009年に始まったこの取り組みは、今年で9回目になります。
始まった当時は中学生だった子どもたちが、今や大学生や働く大人となってこの時に手伝いに駆けつけてくれることも、私たちの大きな喜びです。

さて、まずはきぼーる広場で受付を済ませて、3階のこども交流館に移動します。
  

メイン会場は子ども交流館のアリーナで、ここには市役所、イベント会場、銀行、お仕事センター、お店屋さんが並びます。
    

きぼーる広場には、ゲームコーナーや段ボール迷路があります。
 

交流館の4階には、お化け屋敷や工房、調理室があります。

まちの内容や仕組みは、コアスタッフの子どもたちが半年かけて考えてきたものです。
その活動を、ユースのみなさんや企画運営委員の大人が支えてきました。

いよいよ開会です。開会式が始まりました。
その後はただちにお仕事センターに移動して、仕事を決めます。
  

保護者のみなさんは、会場には入れません。
でも、わが子の様子は気になります。がんばっている様子を見たい!
そこで、会場が一望できるところに大人カフェを準備しました。
大人カフェのスタッフはもちろん子どもたちです。
 

こんな風にして、初日は400人ほどの子どもたちが一生懸命働き、気を配り、働いて稼いだ通貨で遊んだり食べたりして楽しんでいました。
初日はまちが完成していませんが、2日目になるとまちの様子が変化し、子どもたちの意思があちこちに反映された跡が見受けられます。
そして、3日目になるとまちの様子が落ち着いてきます。
この3日間の変化が、すなわち、子どもたちの成長の証なのです。

一方で大人は、事故がないよう安全に配慮しながらサポートします。
こどものまちだから、大人は関わってはいけない、手出し口出しは一切してはいけないという誤解もあります。
困ったときは、子ども同士で考えて、それでも解決できなければ大人と相談します。
相談された時に、きちんと向き合うためには「口出しはしないけれど理解している」大人の存在が必要なのです。

私は、今年は事前の準備に全く関わることができませんでした。
情報も正しく把握していない状況で、初日と最終日のお手伝いに入りました。
足手まといになるかも・・・と思いながらも、手伝わずにはいられない(^^;

初日の今日は、職場の会議があって途中で抜け出したので、出たり入ったりの不完全なお手伝い。
午前中は、備品確保などの受け入れの準備。
午後は調理室のサポートをし、足りないところはユースのみなさんに託しました。
特に調理室は大変です。
包丁やフライパンを使うので、切り傷や火傷ににも気を配らなければなりません。
「ああ、そうじゃない・・・!」
と、つい手を出したくなりますが、そこはガマンガマン!
    

作っているのは、お好み焼き、鈴カステラ、ポテト、フランクフルト、焼きそばの5種類も!
アレルギー対応も考えられていて、お好み焼きは米粉で、鈴カステラはホワイトソルガム(グルテンフリー雑穀)を使用しています。
洗い物も、子どもたちがちゃんとします。

久しぶりに大勢の子どもたちと過ごし、ちょっと若返った気分です。
また明後日、頑張ります。
まちがどんな風に変化しているのか、楽しみです。


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