福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

公費での妊婦検診について

2008年04月21日 | 出産・育児

本日の昼下がりは、ずっと受話器を抱えて、電話での聞き取り調査をしていました。

Websiteの『みなさんの掲示板』http://www11.plala.or.jp/fukutani/

にご質問のあった、妊婦検診について、他政令市の情報収集です。

妊娠すると、出産までに毎月(臨月が近づくと間隔が狭くなりますが)検診を受けます。

母体と胎児とが健康かどうか、母親に病気は無いか、出産へのリスクは無いかなど、検診によってしっかり管理をすることになります。

ところがこの検診の費用が高額で、近年は検診をひかえる妊婦さんも増えてきていることが問題化し、少子化対策ともあいまって、妊娠中の経済的負担を軽くしようと、今年から妊婦検診が5回まで無料になりました(昨年までは2回のみ)。

ところが、助産院では、この公費受診(無料券の使用)が認められないとのこと。

それはなぜですか? というご質問をいただいたのです。

実はこのご質問をいただくまで、私もそんなこととはつゆ知らず。あわてて担当課に問い合わせてみると・・・。

千葉市は医師会と契約して公費受診ができるようにしていますので、医師会に加入していない医療機関では公費受診が受けられません。

検診には血液検査など医師でなければできないものがあって、現状で規定されている検診内容では助産院に委託できない、とのことでした。

それは、どこの市でも同じだろうか?と、次々政令市に問い合わせてみました。

今日問い合わせできた中では、神戸市が協力助産院と契約をしていて、一部の助産院では5回すべて公費受診ができるとのことでした。ただし、血液検査などは検査項目に含まれておらず、ハイリスク出産の場合は医療機関で受診しなければならないでしょうが、それは選択できるということです。

しかし、その他の政令市は、助産院での公費受診は認めていないのが現状でした。

さて、千葉市の場合に戻りますが、千葉市では市立海浜病院の助産師外来で妊婦検診を行っています。この場合の検査項目は、

  1. 子宮底計測
  2. 胎児の心音確認
  3. 血圧測定
  4. 体重計測
  5. 尿検査
  6. むくみ検査

の6項目で、その他に保健指導と出産育児の指導を行うそうで、対象は26週以上のローリスクの妊婦さんなのだそうです。

しかし、この場合も無料受診券は使用できず、自己負担となります。つまり、同じ海浜病院でも医師に診察してもらえば公費、助産師の場合は自己負担というわけです。

そこで、このままで良いのか?ということが問題となります。

実はほとんどの政令市には助産院での受診要望が寄せられているそうで、検討を始めています。県と協議に入ったところもあるようです。

千葉市でも、受診内容に医師でなければできない項目が入っているから、ということで医師会と契約をしていますが、現実には海浜病院の助産師による検診も行っているわけですから、どちらか選択できるようにすべきであると思います。

助産院で出産をしたいという希望は根強くあります。出産するところで検診をすることが妊婦さんにとっては何よりも安心です。

また、産科医が少ない現状を考えても、助産院の役割が大きくなるであろうことは、予測できます。

千葉県内の他市の状況については、担当課に尋ねているところです。

取り急ぎ、現時点でわかったことをまとめてみました。今後も随時ご報告していきたいと思います。

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ついに始まり~!子育てフォーラム

2007年11月17日 | 出産・育児

Photo_5 この日の午前中、ぷらっとおゆみ野会議室は熱かった!
乳幼児とパパやママが8組。
保育所利用の先輩親子が2組。
千葉市の保育課、子育て支援課、子ども家庭福祉課、緑区社会福祉協議会、おゆみ野のまち育てに取り組んでいる新都市ライフさん、そして子育てサポーター・・・。
と、子育てに関するさまざまな種類(?)の人たちが参加して、おゆみ野の子育て支援について語り合いました。

まず、始めのプログラムは、保育課による出前講座。
「あなたの子育て応援します」というテーマで、保育所などに預けることにまつわるさまざまなお話と質疑。
オシメはとれていなくて大丈夫?
離乳食を始めていないんだけれど、アレルギーは大丈夫?
いきなり一日預けて平気ですか?
病気になった時の保育所の対応は?
求職中に子どもを預かってもらうところが無いのですが・・・。
という声に、保育課の課長補佐であり保育所長の経験もある重田さんは、丁寧に答えてくださいました。

Photo_6 後半は、つくづくぼうしの松田さんこと「まっつ~隊長」がコーディネーターとなって、自由な話し合い。
保育所の先輩ママがいてくれたことにより、レアな声を聞くことができます。
職場復帰の準備期間の預けにくさ、初めて他人に我が子を託す時の不安など、壁はいっぱいありますが、この町でともに頑張って子育てしている仲間がいっぱいいる、ということを肌で感じることができたのは、ちょっと良かったかな・・・。

こんな形で子育てフォーラム、続けて欲しいと思います。
子育てって、親と子である限り、ず~っと続きます。初めっから立派な親なんて幻想だ!
そのうち、育てられているのは親の方だった・・・と、きっと気づくよ。

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感性を研ぎ澄ませ!

2007年02月04日 | 出産・育児

暖かい日曜日です。
午前中はテレビを眺めながらダラダラしました。

報道番組はどこも柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言を取り上げています。
人口政策は国づくりの根幹に関わるのか、「産む」ことが国に翻弄され、人権が踏みにじられることは今までにもありました。

たとえば、戦前は「産めよ増やせよ」政策を取っていたかと思えば、手のひらを返したように戦後の食糧難時代には「産児制限」政策が取られました。
「産めよ増やせよ」は人と人が殺しあう戦争のために。
「産児制限」は経済戦争に勝ち抜くために、家族を子ども二人のステレオタイプファミリー化するという国策だったのではないか、という気がします。

国のために「産む」ことが操作できるという感覚は、人権感覚とはかけ離れています。
突き詰めれば、ハンセン病の強制堕胎も国による「産むという自然摂理」への介入です。
「女性は産む機械である」という発言の根底には、そんな感覚が横たわっているように思えてなりません。
柳沢大臣に限ったことではなく、彼をかばわんとする政治家たちにはそんな感覚が、多かれ少なかれある、とわたしたちは覚悟しなければなりません。

そんなの考えすぎだ、という善意の意見もあるでしょうが「誰もしたいと思わない戦争」が起きてしまうのは、国民ひとりひとりの無意識の善意が、権力に取り込まれてしまうからだとわたしは考えます。

戦争は最悪の事態ですが、日常の中にもそういうことって、実はあるのです。いじめだって同じです。
だからこそ、おかしいことはおかしい、ダメなものはダメ、と言い続けることが大切なのだと感じます。
どんな小さな声でも構わない、言い続ける一人でいたいと思います。

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ベビーマッサージ

2007年02月01日 | 出産・育児

P2010001_2  午前中はつくつくぼうしの会のベビーマッサージ講習会に参加。
赤ちゃんの手足や身体をマッサージしながら、どこにどのような神経が集中しているかなど、助産師さんが丁寧に説明をし、マッサージ後は個別の相談にも応じて下さいます。
お母さんたちも小さな輪ができて話に花が咲きます。
最初は不安そうだったママも、帰り際には笑顔で「また来ます!」
「生む」ことよりも「育て合う」ことがとっても大切なのですが、どうも生ませることにしか視点が持てない政治家がいるようで、困ります。
ましてや女性であれば個人の意思や状況に関わらず生むものだ、などというのは短絡的。
それが担当大臣の本音であったという、そんな内閣に任せて大丈夫か?と思うのは、自然な感情でしょう。
その話は、また後日・・・。

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