璋子の日記

Beside you

知らせないことの幸せ

2006年08月22日 21時41分06秒 | 闘病記録、お役立ち日記

  最終アクセスのあった日:8月21日
  8月21日のアクセス数
  閲覧数  464pv
 

ブログの編集画面を開くと、昨日のアクセス数がこんなふうに(↑)
片隅に表示される。
そして、日々のアクセス数の他に週間の集計も、
以下のように表示される。

  08/13~08/19 1136 pv 437 ip 
  08/06~08/12 1078 pv 366 ip 
  07/30~08/05 1385 pv 616 ip


時折眺めては、そのたびに思う。こんなにたくさんの方がアクセス?
どなたが読んで下さっているのかしら・・・・と。
同病の方たちばかりではないみたい。


体験的に思うのだけれど、
女性は、友人が難病に罹るとその友人を避けるようになる傾向があるのに比して、
殿方は、あまり対応に違いは出てこない気がする。けれど、
それは相手が「知人」や「友人」の場合であって、恋人や妻といった場合は、どうも違ってくるように思うのだけれど、それって、気のせいかしら・・・・。

「妻」や「恋人」が難病に罹った場合でも、精神的な負荷がかかると、殿方はそこから目をそむけるといった場合が少なくないというのは、体験上の印象統計だけれど、
現実の生活面では、さしたる違いは出てこないかもしれない。
多くの夫は、妻の闘病に対してかなり献身的でさえある(かもしれない)。
そのせいか、すでに結婚して家庭を持つ女性の場合、夫に対して申し訳なく思っているケースが多い。が、それって、お体に障る考えだから、考えを変えられた方がいい(かもしれない)。

殿方は、現実的思考をお持ちだから、いまさら変えられない生活という現実がある以上、自己の良心に照らして妻に献身的になるのかもしれないし、それ以上でもそれ以下でもないと言えば、愛妻家の殿方には怒られるかもしれないけれど、難病にかかる比率は圧倒的に女性が多いので、女性の側に立っての感想はお許しいただきたいと思う。

妻としては、闘病に協力的な夫の献身にはただただ感謝して、気持ちを明るく持たれた方がよいように思う。申し訳なく思って泣いてはいけない。
なぜなら、病気の発症の原因って、身近にいる人との齟齬から来るストレスが原因だったりするのだから、意外と夫が原因かもしれない。

同じことは、夫の病気の場合も言えるわね。

だから、妻や夫が難病だと思うと、またまたストレスを生むかもしれないので、お相手にAという病状がある場合、それは、たまたまお相手がAという特性を持ったのだという認識で対応された方がお互いによろしい(かもしれない)。

足を失われた方に足を求め、
腕を失われた方に腕があることを求め、
目のご不自由な方に視力を求めたりしないなら、
難病や不治の病に侵された相方に対しても、同じでいてもらいたいなあと。

わたくしは、病気になった方は、病気であることを隠すよりも公開した方がメリットが大きいと考える人間だけれど、この頃、ふと思う。

知らないということは、相手にとってだけではなく、自分にとっても幸いなことかもしれないなあと。同様に、相手に知らせないということも、自分にとって幸せな情況だったかもしれないなあと。
自分が病気に罹っているということを知らせる相手は、極力少ない方がいい。出来たら、知らせないに限るなあと。
もっとも、同居している家族となれば、それは不自然で無理だろうけれど、
こちらが病気だと知らなければ、
お相手ともっと違ったお付き合いも可能だったかもしれないと思うと、
寂しい気持ちになる。

このブログを読んでくださる未知の方に思いを馳せるとき、
不思議な安堵感が広がるのは、
きっとお目にかかることがないからかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 



 


 



 



 

 

 


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