明日から定期考査・・・自分のできる最善を尽くしてほしい

明日から定期考査です。すでに何人か体調を崩して休んでいる生徒も数名います。無理はいけませんが、「試験の三最」という言葉で説明すれば

・最良の態度で…とは、健康管理も含めた自己管理つまり日頃から規則正しく生活して体調管理を整えること
・最善を尽くし…とは、一夜漬けや試験の当日、ちらっと教科書みるのではなく、前々からわかっている試験範囲をちゃんと復習すること
・最後まで頑張る…とは、全くわからない試験問題でも頭をフル回転させて途中まででもいいから計算結果や考えを書く。あきらめて寝ないということ

と、いっても定期試験はつらいもの、家庭でできるバックアップはしっかり栄養をとってもらい、TVやマンガの誘惑はしばらく我慢させる。ことでしょうか。


※昨日１年と３年に在籍する生徒の保護者（父親）が急死されました。心筋梗塞だったそうです。私の部活で関係している生徒の保護者だったので、心が痛みます。
生徒が昨日と今朝と電話くれました。「死んでから父親の偉大さを知りました。もっと生きている間に話しておけばよかった。もっと、怒られておけばよかった。」という内容のことを泣きながら話してくれました。突然の死で全く受け入れられないことと思い、どんな言葉をかけていいか悩みました。「いまお前ができることはお父さんのそばで思いっきり泣くことだ。顔をしっかり見なさい。そして話しなさい。弟たちにも言いなさい。」と。ほかにもいろいろ言いましたが、本当につらいと思います。
今朝生徒にこのことを話すか悩みました。明日から始まる定期考査を前に動揺させてもいけませんが、ただ、生徒たちに「考えてほしい。もしも明日親御さんがなくなったら。あなたは何を後悔するのか。だから、明日からの定期考査は全力で１文字でも多く覚えてがんばってほしい。」と。
（生徒のお父さんのご冥福お祈り申し上げます。）…「死ぬ前にTVに兄弟で出れて、きっとお父さんは喜んでいたはずだよ。」「これからはお前が父を超えなさい。」