かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

一宮建築散歩(1)岐阜街道編~旧木曽川町界隈

2013-01-28 | まち歩き

岐阜街道は美濃路四谷追分(稲沢市)~岐阜城(岐阜市)に至る旧街道ですが、今回は一宮市北方町の宝江渡跡から真清田神社までのコースをのんびりポタリングしました。
例によって旧街道界隈の懐かしい昭和な風景を中心に、気の向くままの路上観察になりました。
なお旧岐阜街道のコースについては、「Network2010」名古屋をとりまく歴史街道を参考にさせていただきました。


■今回のスタート地点、宝江渡し跡。県道14号線木曽川橋のすぐ上流にあり、渡し跡の説明看板と岐阜街道の表示もあります。



旧街道をしばらく木曽川町方面へ走ると、現在の岐阜街道(県道14号線~190号線))に合流し、名鉄黒田駅とJR木曽川駅のすぐ北側を通り(県道181号線)JR東海道線の東側を鉄道に沿って一宮方面へ南下します。


■名鉄黒田駅近くの廃業した煙草屋。たばこ販売店の琺瑯看板とピースのはとのマークのある年代物の看板が残っていました。



■旧街道の面影を残す立派な和風住宅



■JR東海道線の踏切を渡ってすぐ右手にある下見板張りの洋風住宅



■飴玉が並んだような2階の手摺の模様が素敵です



■県道181号線の分岐点。「準備中」の看板が壁の補強材として使われている古い民家。



■ちょっと寄り道して旧街道の西側、JR木曽川駅周辺を散策しました。
 下は昭和の面影を残す尾州織物工業協同組合。また木曽川駅西側には煉瓦造りの倉庫が保存されています。





■尾州織物工業協同組合脇にある下見板張りの蔵



■名鉄名古屋本線のすぐ東側に建つ木造下見板の洋風住宅



(撮影:2013/01/20)

旧岐阜街道ポタリング(2)に続く