かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

旧苅安賀駅舎~名古屋鉄道 尾西線(愛知県一宮市)

2012-08-16 | 失われた建物の記憶

名鉄尾西線苅安賀駅は一宮駅から津島方面へ2つ目の駅で、昭和2年(1927)築の旧木造駅舎は、2007年トランパス導入時に新駅舎に建て替えられました。
旧駅舎は尾西鉄道から名鉄に経営が移った(大正14年)のを機に建て替えられたもので、玄関妻面の和風の丸窓が特徴。
洋風の森上駅舎とは対照的な、今風に言えば和風モダンなユニークな駅舎でしたが、残念ながらもうその姿を見ることはできません。

◆旧苅安賀駅舎(かりやすか)~名古屋鉄道 尾西線/愛知県一宮市大和町苅安賀上西之杁130
 竣工:昭和2年(1927)
 構造:木造平屋
 ※2007年取り壊し後建て替え

■現苅安賀駅舎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kariyasuka-sta.jpeg

 
■ファサードの丸窓に昭和の雰囲気が漂う(撮影:2005/10)