Novo começo. Com esperança e música.  ~おやじの再出発ブログ~

旧・ギターとともに.おやじの再出発ブログ
大病から復帰した親父が始めたギター。家族とギターとともに歩むマイペースな人生

2015年もよろしくお願いします。~年越し珍道中付き~

2015-01-18 09:33:21 | スローライフ・家族の日々


さて、上の写真は、先日、葉山町一色海岸で行われた、どんど焼きの様子です。
我が家も松飾りを燃やし、火にあたり、お神酒を頂戴し、無病息災を祈って参り
ました。お神酒は、澤乃井だったのですが、実に美味い酒ですねえ。。。



さて、年末以来、すっかりご挨拶が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
皆様、どうぞ本年も「おやじの再出発ブログ」を何卒宜しくお願い致します。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

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実は、挨拶が遅くなったのには、ワケがありまして。。。正月早々から大変なことが起きてしまって、、、いや・・
思わず、こいつぁ春から縁起が・・・・・と言いたくなるような出来事があったからなんです。ちょっと、長くなりますが、記録しておきます。

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前回の年末の記事で、岩手県は久慈に帰省していたことを書きましたが。。。

 今回も、病気療養中の義母の看病のため、家族は熊本へ。私は一人、クルマで久慈へ行った訳です。今回の道連れは、クラギ1号。実家でゆっくり練習でもするか、と。。。

ところが、息子は部活が4日からスタートするとのことで、3日には帰りたいと。。。
しかし、カミさんは航空券が取れず、仕方なく息子が一人で先に帰ってくることになったのです。ってぇことは、オイラがいないと、息子はメシも食えんと。。
従って、私も急遽2日にはUターンをしたのでした。

 くるみ餅(クリックで拡大)

結果、久慈には3泊とあまり長居できませんでしたが、元日は、ゆっくりとお屠蘇とおせちをいただき、久慈名物のくるみ餅も食べました。上の写真の通り、くるみをすり潰して作るトロリとした甘いタレが特徴のお餅で、息子の大好物なので、土産にします。

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そんなこんなで、2日早朝には出発。
来る時には無かった雪が積もる山道を超え、八戸道に入り、雪でスピードが上がらない中、我慢の走りを続けました。
その後、東北道に入り、100km程走ったでしょうか。盛岡を過ぎて暫くしたところで、それは起きました。

前走の車を追い越そうと、加速するためにシフトダウンして、追い越し車線に出たのです。確かにギアのインジケータは4速から3速に落ちてます。ところが、なぜかATはシフトが完了していないのか、エンジンだけがフォーンと吹け上がり、加速しません。あれっ?と思った後、ギアが入り軽いショックを伴って、加速を始めました。
同時に、どこからか「ゴトン」という音がしたのです。
「ん?」と思いましたが、特段気にすることもなく、暫く走っていたのですが。。。

ふと気が付くと、バッテリーチェックランプが点灯してるではないですか!?
「何々っ!?えっ?なんで?」

また気付くと、ハンドルが重い。。。
更に気付くと、エアコンスイッチのランプも点滅している。。。

頭は事態を把握しようとフル回転。
ほどなく結論が。。。「こりゃ、ファンベルトがいっちゃったかなぁ?12月の点検でそろそろ交換時期と言ってたしなぁ。。」
まだ、盛岡を過ぎたばかり。。。先は長い。。行けるとこまで行くか。。どうする。。。

とにかく、このまま走り続ける訳にはいかない。丁度、紫波SAの文字が見えたので、ランプに入りました。そのまま、ガソリンスタンドに直行、点検して貰ったところ・・・

(クリックで拡大)
(クリックで拡大)

ファンベルトが外れていることは直ぐに判りました。でも切れてる訳ではない。
なぜ?
すると、エンジンルームの下の方に、なんとベルトに張りを与えるプーリーがひとつ落下しているではないか。拾い上げてみると、衝撃の事実が!!
プーリーを支えているブラケットが、なんと折れている!

開いた口が塞がらないとはこのこと。私の車はミツビシ・パジェロ。既に15年乗ってますが、それにしても折れるなんてことがあるのか。ウソのようなホントの話。。。

もう、この時点でスタンドはお手上げ。ウチじゃ治せないし、ディーラーもまだ休みだから部品も手に入らないでしょう。。緊急電話からJAFを呼んでください、と。。。
暫く茫然自失な私。。。。。いかん、落ち着け!まず電話だ。。。

緊急電話に出た職員は、状況を聞くと、気の毒そうに「ご自身の保険のロードサービスを使った方が良いです」と。。。その理由はあとで直ぐに判りました。

私が契約している保険のロードサービスに電話・相談すると、オペレータはほどなく、こうのたまった。「今ご提案できるのは2つ。1つは、このまま高速をレッカー移動して自宅まで届ける。もう1つは、この近所の当社契約整備工場まで運んで保管。後日、お客様にて修理の手配をして戴く。お奨めは、後者です。」

因みに自宅まで届けてもらったらナンボ?と聞くと、

少し待たせておいてから、「概算見積をしましたが、ざっと50万掛かります。」とオペレーター。
「!!っ。 はぁ、50万だあ!!!」と私。。キレ掛かるのを必死にこらえる。
「この内、保険で15万まで賄えますので、ご請求は35万前後になります。」

足元を見るとは、まさにこのこと。昔、横浜から盛岡に赴任したことがあったけど、引越し業者に陸送頼んだって、そんなに掛からんかったわ。。桁が違う。
こりゃ、運ぶにしても自分で業者を探した方がいいわと、一旦、近隣の整備工場に運んで貰うことにした次第。。。この間、並行してカミさんの知り合いがやってる整備工場からも情報収集して裏を取り、正しい選択をしていると自信を深める。

こんなの初めての経験。。。レッカーを待つ間、SAの売店の女性に相談すると、
・・荷物は、ここから宅急便で送付できます。
・・裏口にタクシーをつけられますから、ここから、近場のJR駅に行けます。最寄の新幹線は、新花巻駅です。クルマで30~40分程度です。手配しますから、いつでもお申し付けください。

 こんな感じで、テキパキと教えてくださる。実に親切で頼りになります。早速、荷物を送り、タクシーを手配して貰いました。今回の旅では、
クラギ1号を携えていたので、これは手荷物に。。

 タクシーからの写真(クリックで拡大)
 新花巻駅(クリックで拡大)

そして、私は初めてSAの裏口から一般道へ出て、新幹線で帰ったのでした。

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後日、フル回転で業者探し。部品の写真を送ったディーラーから、治せそうだとの見通しを貰った上で、ディーラーも巻き込んで、陸送業者を探しました。
実は、自走できない車の陸送は思いの外、料金がかさむことが判りましたが、それでも結果的には、前述の1/5の費用でやれる業者を見つけた次第。陸送代は、ほぼ保険で賄えそうなので、ホッとしています。
次は修理費用を心配しないと。。。(涙)

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長々と大変失礼しました。
正月早々、大変なことだったのですが、これで今年の厄は落ちました。経験値も上がったので、、これで良しとしましょう。(笑)

 Toshi