シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

宮田陽・昇という漫才コンビ

2012年02月27日 | イベント
秋田県人の皆さんは、宮田陽・昇というお笑いコンビを知ってるだろうか。

先頃新聞でのとある記事を目にし、初めて知ったという人もいるかもしれない。

コックローチというコンビ名だった頃から知ってる人もいるかもしれない。

いまだ全くわかりません!という人がいるかもしれない。

秋田出身のお笑い芸人として真っ先に名前が挙がるとしたら誰?

古くは、かしまし娘の正司花江師匠?


そこまでさかのぼるんかい!


 最近著しい活躍をしていると言えば、THE MANZAI2011決勝大会まで駒を進めた「磁石」のボケ担当永沢たかし君。

 2000年に結成されたこのコンビのボケ担当、永沢君は秋田No.1進学校、秋田高校出身だ。

 しかしこの1年前、1999年、秋田出身の若者が、自ら主宰する劇団の仲間と共に漫才コンビを結成しデビューを飾る。

 何の因果か、磁石同様、ボケ担当のその若者は秋田高校出身であり、相方の出身地も同じく広島というアメージングな境遇。

ただ違うのは、その彼が、永沢君よりも11個年上だと言うことだ。

 そう、その若者こそ、秋田高校出身で、俺と同い年、宮田陽・昇のボケ担当、宮田陽(右)さんなのである。



 地元の同世代の俺から見れば、小学校の頃、サッカー部のキャプテンとして全国大会へ出場した有名な少年としての記憶がある。

 そんな彼もサッカー推薦で名門大学まで進学するが、どこでどうなったのか、彼は劇団を作り俳優を目指す。

大変苦労したが、それでも芸能の世界に没頭し、漫才コンビを結成。

宮田陽・昇というコンビ名で浅草を拠点に活動をはじめじわじわと地盤を固める。

現在では、漫才協会でナイツらと共に四天王と呼ばれ、陽さんは協会の理事も務める。

そんな彼らがこの度、文化庁芸術祭賞新人賞という、大変名誉ある賞を受賞したのだ。

 この賞はどのほど権威のある賞なのかは勝手に調べてもらいたいが、彼らの、古典落語を上手に取り入れた渾身のネタが大いに評価され、この度の受賞となったのだ。

 これに、宮田陽さんの同級生達が動き、親族や恩師、当時の同級生らが大集結し、昨日、受賞記念祝賀会が行われたのだ。

そしてその司会進行が俺だったという、びっくりするほど長い前振りです。

 第1部はたっぷり漫才を披露して頂き、第2部は祝賀会。

 同級生の受賞に喜ぶ恩師や同級生は、まさしく同窓会のノリで会場も盛り上がり、とってもに暖かい雰囲気だった。

 恩師や同級生達からの祝福のスピーチも、とても楽しいモノであり、陽さんの人柄がうかがえるものだった。

 最後の方での陽さんのお父さんの挨拶は、息子を心配に思う気持ちと、好きな事をして生きていきたいという陽さんの気持ちを尊重する思いがあいまった、なんとも感慨深いというか微笑ましくも楽しい挨拶だった。

この受賞を機に是非さらなる活躍を期待したいのは言うまでも無いが、だ!

 毎回言うけど、秋田出身者にはこういった、すげぇ人達がまだまだたくさんいるわけで、県出身者にもかかわらず地元の人達の認知度が少ないのは、単に中央のメディアでの露出が少ないからと言うことではない。

 自治体や地元のメディアがそういった部分にもっともっと光を当てるべきじゃないのか。

 県出身という誇りを胸に中央で地道に活動してる人達を、もっともっとローカルコンテンツやローカルCMで起用したりするべきじゃないのか?

 流行り物に飛びついたり、有名になってから急に県出身扱いを始めたりするようなスタンスでは、ローカルコンテンツの発展はない!

 と、ローカルで仕事をさせてもらってる俺が言うべきことではないかもしれないけど、本当にこういった、一生懸命がんばってる人達に出会うと、いつもそう思う。

俺がテレビ局の人間ならそういう人達で番組を作りたい。

 っていうか、本気で宮田陽・昇さんを応援したいっていう熱い気持ちが少々勃起しすぎ…暴走しすぎてしまった。

 最後は差し障りなく、、、

みんなで秋田を盛り上げよう!


そして、宮田陽・昇さんのこれからのますますのご活躍をお祈りします。