「すみだ食育フェスティバル2010」の報告会が墨田区役所リバーサイドホールで行われました。
私たち
「すみちゃんカレー」のプロジェクトチームもパワーポイントを使って次のように報告しました。
「すみだ食育推進リーダー会」を初め、多くの関係団体並びに関係企業が「すみだ食育フェスティバル2010」のイベントに参加し、地域の多くの皆様に{隅田川ちゃんこ風カレー(すみちゃんカレー)}を知ってもらい、健康で幸せな家庭を築いて欲しいとの強い願いを込め、試食会とアレンジメニューの講習会を行いました。
”すみちゃんカレー”の特徴
”相撲部屋のちゃんこ鍋をイメージし、具材には豚肉・大根・牛蒡・人参・蒟蒻・油揚げを使用。たっぷりの鰹節の風味を利かせて、隠し味に醤油を加えた和風カレー”で、ご飯は7穀米を混ぜて炊きます。
本所保健センターとすみだ食育推進リーダが中心となりタイムテーブルを基に綿密な実行計画を積み上げ準備しました。
「すみだ食遊会」では「東京ビジネスサービス㈱」三家総料理長と「墨田区給食施設研究会」木口会長を講師にお迎えし、
「すみちゃんカレー」とそのアレンジメニューの事前講習会を行いました。
当日の朝早くから細菌検査に合格した18名の「すみだ食遊会」のメンバーが、家庭センターに集合、殺菌した調理用具を使って下処理、ポリ袋に詰め、更に保冷バックに入れて、イベント会場の墨田区役所2階「茶屋Cafeあづま」に運びました。
最初にすみちゃんカレーを取り上げた経緯などをお話し、東京ビジネスサービス㈱三家総料理長から、【隅田区】【隅田川】【ちゃんこ鍋】の3つの地元への思いから”すみちゃんカレー”が誕生したこと、そして そのレシピを紹介していただきました。
引き続き試食会に移りました。
会場の声を聞いていますと思い思いに、珍しいカレーだ、美味しい、これなら子供も野菜を食べそう、7穀米を使ってヘルシーだなどの声があり、お替りをして味を楽しんでいる方もいました。
次に墨田区給食施設研究会の木口会長からすみちゃんカレーのレトルトを使い、洋風、和風のアレンジメニューを最近話題のシリコン樹脂を使った調理容器と電子レンジで簡単にアレンジできることの、話を聞きました。
また
”すみちゃんカレー”の定義について次のように話されました。
(1)和風だし仕立てで煮込む。
(2)ちゃんこ鍋風の根菜をいろいろ使う。
この2つが揃っていればどなたでも”すみちゃんカレー”にチャレンジできます。
すみちゃんカレー普及の狙い!
★『すこやかな食事に一役』
・和風だしでエネルギーを抑えた低カロリーのカレー!
・根菜は植物繊維が豊富!「噛ミング30」を目指して良く噛んでたべよう!
★『毎月19日は食育の日』
・「ご飯の日」を増やしてお米の自給率のアップ!
・”すみちゃんカレー”をきっかけに「食育」の輪を広げよう!
★『毎月25日はすみだ家庭の日』
・みんなで料理をつくって食べよう!
・親子でチャレンジ! 家族でチャレンジ! 地域でチャレンジ! ”すみちゃんカレー”
質疑応答の後、鈴木食育推進リーダーの発想で、詩人柴田トヨさんの秘密と題する詩 中身を一部紹介しますと”98歳でも恋をするのよ、夢も見るのよ、雲にだって乗りたいわ!”を会場の皆さんと朗読し、会場が一体化しました。
そして1回目のイベントが終わろうとするころ、山崎区長さんが突然会場にお見えになり、
”食育をみんなで広めよう”と頑張っているので宜しく、とのお言葉を頂き、スッタッフ一同元気を貰いました。
また「すみだ食育goodネット」の中島会長の笑顔がとっても素敵で会場を明るく盛り上げました。
今回のイベント成功のポイントを整理して見ますと
1、保健計画課の秋田主査さんと本所保健センターの奥園さんの計らいでコラボの形で立ち上がった事
2、保健センターの指導と会員の協力で衛生上の問題も起こさずイベントが無事完了した事
3、本所保健センターと推進リーダが中心となりタイムテーブルを基に綿密な実行計画を積み上げ準備した事
4、集客にすみだ食育goodネットの皆さんに力を貸して貰った事
5、ヘルシーでまろやかな珍しいカレーである事に加え、アレンジメニューにお客さんが事前に興味を持って参加された事。
6、90歳の高宮会員がお客様一人ひとりに心のこもった手作りの花を差し上げた事
7、すみだ音頭や桜橋音頭でムードを盛り上げ、標語や川柳を掲示したことで会場が賑やかになった事。
8、スタッフ一同がチームワーク宜しく持ち場立場で考え、行動した事等です。
残念な事は事前申し込み制を知らないで当日お見えになり、何も試食しないでお帰りになった方が多数あり、申し訳なかったと思いました。
これからも今回の出会いを大切にして、習った料理を基に地域の皆さんに喜んでいただける活動を続けたいと思います。
関係者の皆様には大変お世話になり有難うございました。この席を借り、厚くお礼申し上げます。
以上の報告をしました。